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YN「相変わらず仲良いんだな、天下のG-DRAGON様と仲良いなんて世間が知ったらどよめくぞ。」






『そんな大したことじゃないのにね、次の挨拶が最後?』









YN「そんなことあの人に言えるのはAだけだろ。最後だよ。」







だいぶリハーサルまでも時間はあるけど最後の挨拶か、なんて思うのも納得する相手だった。








『え…いるの?』







楽屋の前で思わず手を止めた。





ジヨンオッパとはまた違う厄介さを持つ彼らも共演するのだ。







『失礼します。』







JK「ヌナ!!!待ってた!!!!!!」






『うわ!』








待ってた、ということは知ってたのか。事前に確認しなかった私も悪いけど。







YN「だから早めに挨拶始めたんだよ(笑)」






なるほど、頭良い、なんて思ってる場合じゃないけど







RM「初めてのテレビ出演が一緒で嬉しいな。緊張しないでね。」







この包容力、慌ただしい楽屋内で彼に縋る思いだった。







『ほんとに…みんな私のこと撮影中に名前で呼んだりしたらダメですからね…』








JH「事務所一緒だし、別に変じゃなくない?」







『あっそっか。』







そうだった、そこまで頭が回っていないことに気づく。








SG「めずらしく緊張してんのか、可愛いじゃん。」








この人は私に気持ちを伝えたから何も気にしていないのか平気でそういう言葉を言ってくる。今も彼の白い手が私の頭の上でぐしゃぐしゃと揺れているし。







『オッパ、メイクさんに怒られるのでやめてください。』







JK「ヌ〜ナ〜今日は他のかっこいいアイドルがいても見ちゃだめですよ!絶対!特にウヌとかウヌとかウヌとか………」







私の身体はグクに抱きつかれユンギオッパに頭をぐしゃぐしゃにされ本番前とは思えない状態になっていた。







それでもグクはウヌさんと仲がいいんだっけ、と思えるくらいに私も彼らに慣れたんだろう。








『時間があったらウヌさんともちゃんと話さなきゃね。さっきは軽く挨拶で済ませちゃったし。』









JK「ちがーーーーーう!!!!!!!」








叫ぶジョングクを引き剥がして彼らの楽屋を出た。

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作者名:ミン | 作成日時:2022年2月20日 10時

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