剥がれる【JK】 (ページ37)

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バンタンの宿舎の前まで車をつけてもらって、車を降りる前にナムジュンオッパに連絡をした。

『オッパ、宿舎の前につきました〜』

オッパからはすぐに返事が来て、鍵は開けてあるから入ってきて、とのこと。

マネオッパにお礼を言って、言う通りに大きめの一軒家のドアを開ける。

「ヌナ！！！！！！」

『うわ！！！！！！！』

ドアを開けるとメンバー全員が玄関で待機していた。

どこからいつ準備したのかクラッカーを鳴らして、みんな私のデビューをお祝いしてくれる。

『み、みんな、、ありがとう、、』

思わず涙が止まらなくなって、恥ずかしくてみんなの顔を見れなくなった。

SG「とりあえず、デビューおめでとう。一旦あがって。」

気づけば玄関の前で全員がオロオロしている状態で、私含め全員がぷっ、とこの状況に笑いが込み上げる。

家に上げてもらってリビングに通されて、廊下を通るその間もグクとテヒョンオッパは私から頑なに離れなかった。

『ねえ、歩きにくいよ。』

そう言っても我関せず、といった感じで、もう私は諦めることにした。

JK「ヌナ。デビューはおめでとうございます。とっても嬉しいし、やっぱりかっこいいし、本当に綺麗です。」

リビングのソファに座らせてもらうとすぐにグクがおめでとうとは思ってなさそうなぶっきらぼうな顔でこちらを見た。

JK「でも！！！！なんで！！！！！僕に教えてくれなかったんですか！？！？」

『あ…そんな…サプライズじゃん…』