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道場に通い始めて半年くらい経ちました。
コウシロウ先生はすごくお人好しで、
通い始め1ヶ月くらいで私が家がないことを知ると道場に住まわしてくれました。神様。
実はこの転生体、すごく身体能力が高いようで。
今ではゾロくんにギリギリ勝てます。
これも転生特典かな。
普段はゾロくんとずっと稽古やらお話をしてる。
そして今日も縁側でゾロくんとお話中、こんな話題に。
「なぁA！世界には鉄だって何だって斬っちゃうやつがいるって、本当だと思うか！？」
「えっ、急だな…まァ、いるんじゃない」
「Aもわかんねーの？」
「会ったことないし」
嘘です。目の前に将来鉄を斬る剣士がいます。
「よし、じゃあ先生に聞きに行こう！」
「えっちょっと待って」
腕をぐい、と引っ張られ先生がいるであろう方に走っていく。
ちょ、早い！
「先生!!先生!!!」
「ん？」
「はァっ…もう無理走れん」
全力疾走で先生の元に。
待ってゾロくん君も息きれてるよね？なんでそんなに元気なの？？
ほら、先生から哀れみの目が…、
「世界には鉄だって何だって斬っちゃう奴がいるって…!!本当!!?」
私にした質問と同じ質問を先生にした。
「………ああ、本当だよ………」
先生がどこか行ったと思ったら、1枚の紙と真剣を持って戻ってきた
「………この紙をよく見てなさい、ゾロ、A…」
ヒラ、と紙がまう。その紙に先生は「たァ!!!」という掛け声と共にスパンと剣を打ち付けた。
「先生斬れてねェ」
突っ込みを入れたゾロくんとその隣にいる私を先生は一瞥すると、下駄を鳴らしながら歩く。
「いいかい。世の中にはね、何も斬らないことが出来る剣士がいるんだ」
そう話す先生に、ゾロくんと私は頭の上に疑問符を浮かべた。
「…だけどその剣士は鉄だって斬れる。同じ刀でね…」
語りながら、縁側に腰掛けた。
「最強の剣とは…守りたいものを守り、斬りたいものを斬る力。
触れるものみな傷つけるような剣は私はね…
剣だとは思わない｣
「わかるかい？」
「いい言葉ですね」
「……」
あまり理解できなかったのか、ゾロくんはだんまりだ。
「先生、おれ!!なんでも斬れる剣士になるぞ!!」
「ゾロ、話を聞いてたかい!?」
ふぉぉおお…！生で名言聴けたよォ、！
感動に浸っていると、ゾロくんが声をかけてきた。
「よし、A！稽古やるぞ!!」
「えっまた？」
まだ疲れてるんですけど。
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DAIYA ★(プロフ) - いえいえ！少しでもお役に立てて嬉しいです！( ；∀；) (2019年5月28日 20時) (
レス) id: ce092e2182 (このIDを非表示/違反報告)
星月夜(プロフ) - DAIYA ★さん» わー！ありがとうございます！！！ショウショウの実！！それいいですね！！イシイシはピーカがいるので、ショウショウの実のアイディアいただきます！！ありがとうございます！！！！！ (2019年5月28日 1時) (レス) id: dd992c7941 (このIDを非表示/違反報告)
DAIYA ★(プロフ) - 悪魔の実の名前でアイデアがあるんですけど( ・∀・)結晶は何か石(？)みたいなので、石石(イシイシ)とか、晶晶(ショウショウ)などはどうでしょう？(*´▽｀*) すみません私ネーミングセンスないのでおかしいと思いますが…。 (2019年5月27日 20時) (レス) id: ce092e2182 (このIDを非表示/違反報告)
星月夜(プロフ) - 梓季さん» ひゃーん！ありがとうございます！光栄です！更新頑張ります！！ (2019年5月13日 0時) (レス) id: dd992c7941 (このIDを非表示/違反報告)
梓季(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！更新頑張ってください！ (2019年5月12日 23時) (レス) id: 60e645c17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星月夜 | 作成日時：2019年4月27日 9時
