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ワッフルも食べてオムライスのお持ち帰りを受け取り店を出た
腹は満たされたからいいとして、問題は金
食材は買えるが剣は買えないくらいのお金
まだ木刀で大丈夫かもしれないが、早めに真剣に触れておきたい
考えながら道を進んでいると何やら騒ぎ声が。
そちらの方に向かってみると海賊が少女1人を人質に暴れまくってるとか
女の子を人質とはいただけない
ちょうどいい実験体だ。
どうやって倒そうか。横素通りするフリして、動揺を誘ったあと木刀で殴るか。そう簡単には行かないかな
それとも船長狙うか。船長倒されちゃったら周りも怖気付いて逃げるかな。
あァ、逃がしちゃダメだ。お金減っちゃう。
じゃあ素通りかな
「ギャッハハハ！金目のものはこの俺様に差し出してもらおうかァ！？」
「船長に逆らったらどうなるか分かってんだろォ！ガキとテメーらの命惜しけりゃ金出しなァ！！」
どうやら金が目当てらしい。人質の子供は怖くて声も出せないみたいだ。
怯える民衆の間をすり抜け、海賊共の真横を素通りしようとした。すると当然、捕まるわけで
「オイオイ嬢チャン、てめェ聞こえなかったのかァ！？金目のもの出せっつったろ！！それともなんだ！！？じっくりいたぶって欲しいのかァ…？」
肩を捕まれ、そちらを一瞥する。
あァ、胸糞悪い。
「…大体人間は、ガタイや大きさで強さを決める。大きければ大きいほど、強そうに見えるのは当然のこと」
「あァ？何言ってんだ」
「だから人は平凡的な体格の人間を弱く見る。…アンタらのように。」
刹那。
肩を掴まれていた少女が消え、海賊共はバタバタっ…と倒れていった。
海賊共を縄でぎゅっと縛ると縄をもって引き摺る。
この島は確か小さな海軍支部もあったからそこに届けに行こう。
「あの、お姉ちゃん！」
「ん？」
声がして、そちらに目を向けると
人質に取られていた少女がいた。
何かと思えば、両手に乗せた何かを、差し出してきた。
「あの、これっ…！」
「！これは…？」
「これ、お花…！つくったお花だから枯れないんだって！これ、お姉ちゃんにあげる！」
「造花か…いいの？｣
「うん！助けてくれたおれい！」
「ふふ…じゃあ貰おうかな！ありがとうね！」
「うん！」
女の子は満足気に笑うと人混みに消えていった。
青みがかった白い造花。ブローチのようだ。
すごく作り込まれてるみたいだった。
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DAIYA ★(プロフ) - いえいえ！少しでもお役に立てて嬉しいです！( ；∀；) (2019年5月28日 20時) (
レス) id: ce092e2182 (このIDを非表示/違反報告)
星月夜(プロフ) - DAIYA ★さん» わー！ありがとうございます！！！ショウショウの実！！それいいですね！！イシイシはピーカがいるので、ショウショウの実のアイディアいただきます！！ありがとうございます！！！！！ (2019年5月28日 1時) (レス) id: dd992c7941 (このIDを非表示/違反報告)
DAIYA ★(プロフ) - 悪魔の実の名前でアイデアがあるんですけど( ・∀・)結晶は何か石(？)みたいなので、石石(イシイシ)とか、晶晶(ショウショウ)などはどうでしょう？(*´▽｀*) すみません私ネーミングセンスないのでおかしいと思いますが…。 (2019年5月27日 20時) (レス) id: ce092e2182 (このIDを非表示/違反報告)
星月夜(プロフ) - 梓季さん» ひゃーん！ありがとうございます！光栄です！更新頑張ります！！ (2019年5月13日 0時) (レス) id: dd992c7941 (このIDを非表示/違反報告)
梓季(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！更新頑張ってください！ (2019年5月12日 23時) (レス) id: 60e645c17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星月夜 | 作成日時：2019年4月27日 9時
