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殴り殴られ、避けて避けられ。

それの繰り返しだった。

ただ私の頭のには、幸せそうに笑っていた昔の家族の思い出がフラッシュバックしている。


『ママ〜、お腹すいた!』

ママ『まだご飯の時間じゃないでしょ』

レイ『Aシーだよ』

そう言って私にいつもお菓子をくれる兄。

笑いながら一緒に隠れて食べた。

パパ『まーたお前らおかし食べてるな?たく、レイはほんとAの事甘やかすな〜』

レイ『だって、俺の可愛い妹だもん!』


家族みんなで笑いあった。

懐かしい。


どうして、どうしてそんな兄さんは変わってしまったの。

レイ「なんで...なんで泣くんだよ!」


「えっ....私泣いてる」

攻撃をやめた兄に、言われた私の目から流れる冷たい雫。


「....レイやだよ....家族みんな失いたくないよ....」


レイ「仕方ないんだよ!!

俺は俺はもう止まれない。

Aを....Aを殺すしかないんだよ!!


お前が...俺を止めなきゃ俺はお前のもう一つの家族、白ひげ海賊団を殺すしかない」


そういって、モビーの方にゆっくり歩き出すレイ。


辞めて....お願い。


白ひげ『A、1人は寂しくねぇかァ?』


マルコ『1人で悩むんじゃなくて、俺達を頼れっての』


サッチ『A〜!アップルケーキ作ってみたんだ!』


エース『俺はAが好きだぞ!』

ハルタ『A一緒に街に買い物行こうね!』



隊員『Aさん!!』


そういっていつもこんな私を愛してくれた家族。


もう家族を失いたくない。


イゾウ『Aはそのままで良い、そんなAを俺は愛してる』


イゾウにも気持ちを伝えれてない。


こんな所で失っちゃいけない。


レイをレイを止めなきゃ。


そんなことを考えていたら私の足はレイを追いかけていた。

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ジェシカ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます(^.^)私も書いてみようかなァ....イベント事.. (2017年10月12日 22時) (レス) id: beb521388c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ジェシカさん» 了解しました。ハロウィンは白髭海賊団で書いて見ます。出すキャラクターは白髭とマルコ、サッチ、エース、イゾウに決めてみます。 (2017年10月12日 13時) (レス) id: a5d3d316d7 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシカ(プロフ) - ゆきさん» うわぁ!どっちも面白そう!でも1番は白髭でのパーティーが見たいです(^_^) (2017年10月12日 13時) (レス) id: beb521388c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ジェシカさん» ルフィ達が子供時代でハロウィン風や白髭でのハロウィンハーテイなら書けれると思います。 (2017年10月12日 12時) (レス) id: a5d3d316d7 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシカ(プロフ) - ゆきさん» 範囲的にはどういう感じなのが書けそうですが、 (2017年10月12日 11時) (レス) id: beb521388c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジェシカ | 作成日時:2017年5月26日 13時

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