化け狐と白ひげ海賊団Part2

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ふわりと足をつけた赤髪の船の甲板。

一息つこうとした瞬間。

？「ブーッ！！」

「冷た....ってか酒くさ！！」

酒のしぶきが飛んできた。

チラッとそっちに振り返れば、赤髪が酒ビン片手にこっちを指差していた。

「赤髪....」

赤髪「おま...A！！どこいってたんだ！」

「...やっぱこいつにも回ってたか」


赤髪の船じゃなくバギーにでもするべきだったかも。

と、今更後悔する。


「..邪魔したな」

赤髪「待て待て！白ひげの奴が心配していたぞ！」

「ニューゲートか。

黙って海軍に行ってしまったからな」

赤髪「海軍？！」

「あ...」


墓穴だ。

完璧最悪な事を言ってしまった。

赤髪「ハァ。

まぁいい、とりあえず白ひげのとこに行こう」

赤髪の船を降りる事はなく、そのままモビーに向かって船を出した。

その間の船の中は、宴だ。

正直私は疲れて空いている部屋で寝らしてもらった。

ただ、１つきになることがある。

狸、彼等とはきっと戦争になるかもしれない。

「...どうしたもんかな」

狐(フンッ、主が狸を全滅させんかったからであろう)

(出来たら苦労してない)


そう狐と会話をして、私は眠りについた。

ちょっと家族に会うのが怖いけど。

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