雲のような君 (ページ13)

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.笑って欲しいページ13

緑谷side

目が覚めていた、と言うべきだろうか。

Aちゃんが言っていた、大切な友達

ただそれだけで心は嬉しい。

緑谷「まだまだれるかな」

そう思いながら、１日は過ぎた。

次の日の学校もAちゃんはいつも通り変わらず無表情のまま。

でも変わった事と言えば、Aちゃんの隣には

何故だか轟くんがいる事が多い。

轟「次英語らしいぞ」

「...なんか友達みたいになってない？」

轟「...ちげぇのか」

時々、轟くんのそんなところが羨ましい。

そしてその反対にかっちゃんは

爆豪「チッ」

あの2人を遠くから見ては舌打ちをする。

きっと...嫉妬だよね...うん。

麗日「なぁ、デクくん」

緑谷「は、はいっ！」

相変わらず近いっ！！

麗日「爆豪くんって筒井さんのこと好きだよね」

緑谷「えっと...た、たぶん？」

曖昧に答えたのは、後が怖いから。

いや、どこか信じたく無いのかもしれない。

良く好きな物したいことが被るかっちゃんと僕。

爆豪「何見てんだクソナード！！」

緑谷「ひっ！！」

飯田「やめないか！！爆豪くん！」

怒られる前に鳴り響いたチャイムに、それぞれが席につく。

英語ってことは...マイク先生だ！