私が泣くまで【僕のヒーローアカデミア】 (ページ6)

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４日目ページ6

廊下に取り残された、私と爆発頭。

「まじかよ、今日ろくになにもしてねーよ」

今思えば、歩くの遅いおばーちゃんを助ける側なのに道案内までしてもらって助けられ、やっとの入学式と思えばんなものなくて。

おかげで個性把握テストは受けさせてもらえない。

そして、この爆発頭のせーで私帰るまで廊下だよ？！

「ふざけんなァ！爆発頭！！」

？「誰が爆発頭だァ！！」

「名前知らねーから印象だろうがァ！」

？「爆豪勝己だわ！！」

「あー、爆発頭ね」

爆豪「変わってねーだろうが！アホ女ァ！」

隣で叫ぶ爆豪こと、爆発頭。

絶対また怒られるよ。

「ちょ、うるさい」

爆豪「ッ...クッソ！！」

言い返す言葉ないよね～わかるわかる。

この暴君沈めたよ？！

「私凄くね？」

爆豪「テメェ...あとでぶっ飛ばす」

「やんっ、爆豪くんのえっっっち」

爆豪「死ねやァ！！」

なんてふざけていた私達だが、視線を感じる。

「クソイレイザー....隙間から覗くのやめない？」

相澤「うるせぇ、除籍すっぞ」

「「.....」」

その一言を残してドアを閉められ、静かな空間だけが残された。

「腹へんない？」

爆豪「あ"？」

ポケットから取り出したのはチョコチップクッキー。

「あ、誰もあげるなんか言ってないけどね～」

爆豪「...クソ女ァ！！」

「うるさいうるさい！！あげるから！！」

まるでレジ前で駄々をこねる子供に負けたみたい。

一枚渡すと食いついてきた爆豪。

「カラスかよ」

爆豪「うるせｪ！！！」

おーこわ。

まぁ、初日はこんなもんだよね。

うんうん、学校やってける気しねえ。