愛されすぎて困ってます。 (ページ42)

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▼Zico ページ42

ZC「らしくないよ、ユグォナ」

UK「もう待ってられない」

ジヨンさんの目は

かなり怒っていた。

流石に俺がユグォナに言わなかったら、あの時どうなっていたかも分からない。

PK「とりあえず、ステージ行こう」

TE「....Aは何考えてるんだろう」

ZC「昔から何考えてるからわかんねぇから」

いつだってそう。

あいつの考えはいつも分からない。

昔からそう、何かあっても何も言わない。

聞いても、

"何もない"

"ジホにも言えないしほっといて"

ただそれだけ。

ZC「兄貴にも言えない事...か」

PK「昔からよくそれで喧嘩してたもんね」

ZC「たしかに」

案内された所に座り、斜め前にいるAに目をやると

「お腹すいた」

SY「え、チョコさっき食べてたじゃん」

「え、チョコはべつに決まってんじゃん。

ピザ食べたいからジウォンに連絡後でしよ」

MN「俺も行きたい！」

「ちょ、声でかい」

なんて楽しそうにしてる妹。

それと反対にずっとAを見つめるユグォナ。

俺としてはユグォナのことは応援したい。

けど、妹が辛いのは見たくもない。

ZC「あー、わかんねぇ」

PK「今は何も考えなくていいんじゃん？」

ZC「あぁ」

司会「それではAさん舞台にお願いします」

呼ばれたAはBIGBANGさんやWINNERに見送られて舞台に上がる。

司会「この間受賞されたようですね、それに新曲は1位だとか！」

「はは、そうですね。

ファンの皆様と...何より私と一緒に歌詞を考えてくれた

"G-DRAGON"さんのおかげでもあります」

UK「はぁ」

ジヨンさんの名前だけで、すぐ落ちるユグォナ。

見てられるわけない。