黒子君の双子の妹が青葉城西高校バレー部にやってきました、３。【ハイキュー×黒バス】

番外編＼(^^)／ ページ43

10月30日。教室。









A「皆さん、いよいよハロウィンですね。」









一条「そうだね！…あれ？書き方がまた台本書きに戻ってるよ！」









桐斗「これはね、番外編は台詞ばっかりで、誰が話してるのかわからなくなるから、番外編は台本書きにするらしいよ。」









A「作者はこれが粋な計らいだと思ってやってますね。正直、台詞だけって手抜きもいいとこですよ。」













A「さて、本題に戻りますが。皆さんハロウィンですよ。」









桐斗「さっきも言っていたね。…トリックオアトリート？」









A「あってますけどあってないです。」









一条「桐斗君、ハロウィンは明日だよ！」









桐斗「ああ、そうだったんだね。」









A「さてはハロウィンに興味が無いんですか。赤司君。」









桐斗「…そうだな。知識として一応知っているくらいだね。タダでお菓子の貰える需要ばかりのイベントだろう？」









一条「桐斗君。言い方。」









A「そうですよ。うかれた人々が街中で"トリックオアトリート"という呪いの言葉を振りまき、菓子類を庶民から略奪していくイベントです。」









一条「それも違うね！！言い方がもっとひどくなってる！！」









桐斗「ああ、そうだね。その中には悪魔に扮した骸骨や化け物も混ざっているそうだ。エクソシストの活躍日とも聞いたよ。」









一条「桐斗君、それはコスプレしている人だね！？その情報はどこから仕入れたの、その人絶対ハロウィン恨んでるよ！！」









A「主に顔に傷をつけた人々が、治療もせずに放浪しているというのも…」









桐斗「本当かい？全く理解し難いな。」









一条「二人ともハロウィン嫌いなのかな！？それともどこかの国のハロウィンと間違えてる？いや、どこの国行ってもそんな闇をまとったイベントないからね！！」









A「…しずきさん。」









一条「な、何…？」









A「ハロウィン…一緒にやりませんか？」









一条「え、いやちょっと待って…桐斗君！？その手に持ってる手のおもちゃは…ってあああ！！」









「「トリックオアトリート…お菓子はいらない、いたずらするよ。」」









ひと足早いハロウィンパーティーが、夕焼けで照らされた教室で始まった。

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