14話(*^p^*) ページ24
まあ、今そんなことを思い出しても…
でも、及川さんと兄さんに、どんな共通点があるのだろうか、皆目、見当がつかない。
考えていたら、ぶつけた頭が痛くなってきたので考えるのはやめよう
A「…授業、戻らなきゃ」
よっこいせ、と柄にも無く言いながら立ち上がり、教室に行くため保健室を後にした。
_______教室
一条「…(そう言えば後ろのなんだっけ、あ!影薄さんだ!影薄さんがいない!)」
ガラガラッ
…と扉をあけて教室に入ってきたのは!影薄さん!何やら先生と話してから、ゆっくりこっちに歩いてきた!
こ、これは、話しかけるチャンス!
一条「あ、あの!!」
A「…」
え、ちょ、今完全にスルーして座った!?いやいやいや、結構おっきな声です言った筈なのに…!?
一条「あ、あの!!!」
教室にいるほぼ全員が私の方を見る。そりゃそうか、さっきの倍大きい声で言ったもん…
でも、流石にこの声なら!
A「……」
今度は優雅に読書してらっしゃる!?
一条「…む、無視とか酷いよ!」
ドンっと自分の顔を影薄さんの目の前に持っていき、目を見て言った。そしたら影薄さん、やっと気づいたらしく、申し訳なさそうに話した。
A「あ、すみません。私のことじゃないと思ってて…」
一条「あ、い、いや私もおっきい声出して…ごめん」
座ったままお辞儀されたから少しびっくりしたけど、結構面白そうだな、この人!
一条「ねぇねぇ!名前なんていうの?」
A「…黒子、Aです。」
一条「Aちゃんかー!私は一条しずき!しずでいいよ!」
A「じゃあしずきさんで…」
一条「えー、そんな他人行儀っぽいのやだ!しず!」
A「…一条さん」
一条「さらに遠くなった!?」
く、この人手強い…
そう思って次の手を考えていたら、私の真隣から声をかけられた。あ、この人入学式で挨拶してた…
桐斗「…やぁ、君が黒子さん?」
A「…はい、そうですが」
なんだろう、良く分からないけどこの二人の間にいるのがすごい嫌だ!
そう感じた一瞬だった。
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あおインコ(プロフ) - 蒼空さん» 初めまして、コメントありがとうございます。作者の話は個人的に入れていたので受け流してもらえれば(笑)混乱されないように気をつけます。ありがとうございます! (2018年9月14日 19時) (レス) id: 2fa5f88898 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - 初めまして。話の内容凄く良かったです。でも、話の途中で作者の話入れられると、私馬鹿なので混乱して分からなくなるので、御願い致します(←何がだ) 有り難うございました (2017年5月13日 23時) (レス) id: e95dc619dd (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - りんさん» 了解!じゃあ敬語はなしで(笑)アニ絵でも全然大丈夫だよ。むしろイラストもらえるのが嬉しい(*´ω`*) (2016年7月19日 23時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
りん - りんはまだ小さめだから敬語とかは (2016年7月19日 23時) (レス) id: 9fe422214b (このIDを非表示/違反報告)
りん - いやあの「様」は…りんは絵下手くそだしかもしれない。アニ絵しか無理です。すみません (2016年7月19日 23時) (レス) id: 9fe422214b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおインコ | 作成日時:2015年5月7日 17時