１０３話 ページ43
放課後
A「…あー、だるい」
国見「…zzz」
A「寝るなボケ」
二人は、授業サボったバツとして、生物の課題プリント５枚＋５枚。計１０枚をやっていた。
これでまた部活遅れようものなら(もう遅れるの確定だが)、きっとまた岩泉こ溝口に叱り飛ばされるのであろう。
A「…よ、よっしゃ、５枚クリア！」
国見「え、嘘、早くね？」
A「天才だから」
国見「…」
A「え、無視？」
国見「俺も５枚」
A「なっ…！？」
国見「俺もてんさｉ「天才は一人で十分だ！」じゃあ俺が天才で」
A「…む、じゃあ先に終わった方が天才な？」
国見「いいよ…」
そのいいよ、を合図に猛スピードで解き始めた２人。
１枚、２枚…
A・国見(あと１枚)
ｶﾘｶﾘｶﾘ…
A「おわ…」
国見「終わったー」
A「今私が先に言った」
国見「いや、おわ、ってしか言ってないし」
A「…いーや、それでも私が先」
国見「…あ、…いや、違う」
A「…なに？自分が遅かったの認めた？」
国見「いやいや、そういう意味の違うじゃなくて…」
国見「ここ」
国見が指さしたのは最後の問題の解答欄。
全て埋まっているはすなのに、Aの最後の解答欄は
埋まっていなかった。
A「あぁぁああああぁぁああ！！！！」
国見「俺の勝ち」
A「クソークソー」
国見「じゃあ天才の座は頂きというわけで…」
A「むー…」
まだ納得していないAだが、パッと顔色を変えた。
A「じゃあ天才の座は譲ってやる、その代わり」
私が一番気になってたこと
A「…国見の好きな人、教えろ」
何故かわかんないけど聞きたかった。
国見の目が大きくなっていった。
私の中の何かが、ドクンと跳ね上がった。
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あおインコ(プロフ) - 嬶さん» ありがとうございます！この作品最後の更新が随分と前なので、コメントが頂けてすごく嬉しいです(^^) (2019年2月15日 21時) (
レス) id: 566ade62bb (このIDを非表示/違反報告)
嬶 - おもしろいし、国見ちゃんが好きです。 (2019年2月8日 11時) (レス) id: 99593e4c9e (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 飯を求めて三千里さん» あ、ありがとうございます…。そんな、笑わせるななんて、私には無理かも←これからもよろしくです！ (2015年12月29日 9時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
飯を求めて三千里 - 何これめっちゃおもしろいのだよ笑わせるな (2015年12月29日 8時) (レス) id: 4ecd63fe5b (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - フクネコさん» ありがとうございます！！すごい嬉しいです…。あ、涙が…いや塩が。 (2015年11月21日 20時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおインコ | 作成日時：2015年4月20日 23時
