９７話 ページ35
及川「へぇー、Aちゃんってそんなこと思ってたんだー」
後ろから声がした。
A「は！？」
驚いて振り向くと、そこには青城のみんな。
A「な…」
岩泉「こいつがどうしてもってな」
及川「てへっ☆」
岩泉「死ね」
及川「ひどいっ！？」
国見「…ぐっじょぶ」
金田一「グッジョブ」
国見「真似すんなクソが」←
金田一「国見ぃ！？」
松川「…よかったぞ、てか出れた」
花巻「松は出ることしか考えてないわけか…」
A「ま、まま待って、ちょっと待って！」
及川「んー？」
A「じ、じゃあ、…さっきの、全部聞いてた…ってことすか？」
皆「「うん／おう」」
A「…な////」
カァっと顔が真っ赤に染まる。
今まで言ったことなかった、胸の奥に秘めてた気持ち。
言いたくても照れくさくて言えなかった言葉。
それを盗み聞きされて、悔しいのと恥ずかしいのと
ごちゃ混ぜな感情が顔をもっと赤くさせる。
及川「あー、顔真っ赤ー！」
A「う、うるさい…です…っ」
恥ずかしすぎて、まともに喋れなくなった。
そんな私の肩に、おっきな手が置かれた。
それは頭にも。
６人の片手が、私の頭と肩に置かれた。
及川「Aちゃん…」
及川「一緒に全国。行こう」
A「っ！！」
一緒に
その言葉に、心臓が高鳴った。
いつもちゃらけてる及川さんが、その時だけかっこよく見えて
また、涙がでそうになったけど、堪える。
そして
A「…はい！」
大きな声で答えた。
マネージャーって立場で、私は直接何かができるわけじゃないけど
でも
この人たちと、全国に_____
国見「あ、A早く着替えてこないと、遅刻するよ」
A「え、まじか！」
岩泉「急いで着替えてこいよー」
A「っす！」
私は部室に走った。
何度目だろ
また、涙が溢れた。
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あおインコ(プロフ) - 嬶さん» ありがとうございます！この作品最後の更新が随分と前なので、コメントが頂けてすごく嬉しいです(^^) (2019年2月15日 21時) (
レス) id: 566ade62bb (このIDを非表示/違反報告)
嬶 - おもしろいし、国見ちゃんが好きです。 (2019年2月8日 11時) (レス) id: 99593e4c9e (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 飯を求めて三千里さん» あ、ありがとうございます…。そんな、笑わせるななんて、私には無理かも←これからもよろしくです！ (2015年12月29日 9時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
飯を求めて三千里 - 何これめっちゃおもしろいのだよ笑わせるな (2015年12月29日 8時) (レス) id: 4ecd63fe5b (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - フクネコさん» ありがとうございます！！すごい嬉しいです…。あ、涙が…いや塩が。 (2015年11月21日 20時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおインコ | 作成日時：2015年4月20日 23時
