８９話 ページ26
それから数分後、少し表情の緩んだ寝ているAの隣で
国見「…あーーーーー」
彼女の手を握り締めながら、小さなうめき声をあげる国見。
国見「…どうしよ」
…このままにしててもAの熱が下がるとも思えない
でも
手を離そうとすると
国見「…(ｿｰ」
A「…んー」
ｷﾞｭｩ
余計握られるだけ
どうすりゃいいんだよ…
もう仕方ない、こうなったら
国見「俺も寝よ」
_______
____
__
A「……ん、……ん？」
目が覚めて、右手に違和感を感じてその方向を見たら
何故か国見が寝てて、何故か国見の手を握ってた。
何があった
何が！？
A「…おい、国見。国見〜、くーにーみー」
国見の無駄にでかい体をゆする。
その身長わけろよ
国見「…ぅ〜、それまだ食べないって…」
A「は？」
国見「…食べんな……俺の…」
A「何をだよ！？つーかお前何やってんだよ！」
国見「…あー、…も$☆×＜%〒」
A「何言ってるかわかんねぇよ！」
A「はぁ…なんなのこいつ、何がどうしてこうなった？」
国見「…キャラメルー」
A「あー、もうお前すっこんでろ！」
ベシッ
左手で国見の頭を叩く。
結構凄い音したな…
国見「…った、あれ？A起きたの？」
A「起きてたわ！てかお前なんなのさっきから、何食べんだよ！」
国見「え…全く話の内容がわかんないんだけど」
A「私もわかんねぇよ！」
国見「というか、A起きてて大丈夫？」
A「なんとか起きれる。さっきよりは大丈夫…だな」
A「……ん？」
国見「どした？」
A「いや、今気づいたんだけどよ」
国見「なに？」
A「……さっきの寝言だったのか！」
国見「…は？」
A「いや…なんでもない」
国見「え…」
寝言だったのか…あれ
恥ずかしさでいっぱいになった彼女の頭は、また熱を持ちはじめる。
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あおインコ(プロフ) - 嬶さん» ありがとうございます！この作品最後の更新が随分と前なので、コメントが頂けてすごく嬉しいです(^^) (2019年2月15日 21時) (
レス) id: 566ade62bb (このIDを非表示/違反報告)
嬶 - おもしろいし、国見ちゃんが好きです。 (2019年2月8日 11時) (レス) id: 99593e4c9e (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 飯を求めて三千里さん» あ、ありがとうございます…。そんな、笑わせるななんて、私には無理かも←これからもよろしくです！ (2015年12月29日 9時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
飯を求めて三千里 - 何これめっちゃおもしろいのだよ笑わせるな (2015年12月29日 8時) (レス) id: 4ecd63fe5b (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - フクネコさん» ありがとうございます！！すごい嬉しいです…。あ、涙が…いや塩が。 (2015年11月21日 20時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおインコ | 作成日時：2015年4月20日 23時
