８２話 ページ14
瀬野尾「…え？」
その場にいた全員、瀬野尾自身も、フルドライブでAを抜いたと思った、が…
黄海「ぼ、ボールが反対コートに…」
瀬野尾「な、なにが起きたわけ…」
A「単純に、ポンッてやっただけですけど」
瀬野尾「…え、な、なんで、嘘」
A「嘘言ってどーすんだよ、デスよ」
黄海「…す、すごい…せのーさんのドライブ、一回目で止めた…」
瀬野尾聖乃亜。彼女は大型ポイントガードとしても有名だが、高校女子バスケ界では、そのドライブも有名だった。
０からのフルドライブ。それが彼女の得意技。並の選手ならば簡単に抜かれてしまう。そこそこやる選手であっても、止めるのは難しい。
そのドライブを、初めて見るにも関わらずただその動きに反応して止めた。いとも簡単に。
A「…じゃ、次は私の番で」
瀬野尾「…っ！」
静かに言った彼女の目は
笑っていなかった
ダンッ…
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瀬野尾「あーー疲れた！っていうか上手すぎ！すごすぎ！ハイパーレボリューション！！」
A「何言ってるかわかんねぇっす」
黄海「でもすごいですね！ほんとすごいです！いや本気で神です！いや、ゼウスです！！」
A「お前に関してはもう何も言わねぇ」←
樫崎T「黄瀬さん…」
A「…な、なんすか」
俯き肩をプルプル震わせながら、Aの両肩をガッシリ掴み言った。
樫崎T「バスケ部入っ「嫌です」なんで！折角の才能が勿体無いわよ！」
A「才能とか別に、もうバスケやんないって決めたんで」
黄海「Aちゃん……」
樫崎T「…そう、まあ無理に入れとは言わないけど、気が向いたらいつでも来てね」
A「…はい」
瀬野尾「じゃ、今日はここまで！みんな急いで片付け！」
「「はいっ！！」」
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こんにちは黄海です
私さっきの会話聞いてて思ったんです
Aちゃん、なんか隠してるなって
バスケ辞めた理由もわかんないし、なんでこっちに来たのかも
それにバスケもうやんないって言った時、すごく悲しそうな顔してました。手、握りしめてました。
だから聞いてみます。
無駄話すいませんでした。
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あおインコ(プロフ) - 嬶さん» ありがとうございます！この作品最後の更新が随分と前なので、コメントが頂けてすごく嬉しいです(^^) (2019年2月15日 21時) (
レス) id: 566ade62bb (このIDを非表示/違反報告)
嬶 - おもしろいし、国見ちゃんが好きです。 (2019年2月8日 11時) (レス) id: 99593e4c9e (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - 飯を求めて三千里さん» あ、ありがとうございます…。そんな、笑わせるななんて、私には無理かも←これからもよろしくです！ (2015年12月29日 9時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
飯を求めて三千里 - 何これめっちゃおもしろいのだよ笑わせるな (2015年12月29日 8時) (レス) id: 4ecd63fe5b (このIDを非表示/違反報告)
あおインコ(プロフ) - フクネコさん» ありがとうございます！！すごい嬉しいです…。あ、涙が…いや塩が。 (2015年11月21日 20時) (レス) id: 7ba3704a0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおインコ | 作成日時：2015年4月20日 23時
