Bitter Sweet Love~苦くて甘い恋の味~

Diary29 ページ31

諏訪部side

久しぶりに2人で飲もうと三木さんから連絡があった

三木さんが俺を誘うなんてめずらしいな
指定された店に行き名前を告げると奥の個室へと通された

諏「すみません、遅くなりまし…なんだもう飲んでたんですね」

そこにはもう既にお酒を飲み始めてる三木さんがいた

三木「おー久しぶり諏訪部君、座って座って」

諏「あ、失礼します……。？…誰かいたんですか？」

三木「あーそうそう、さっきまで後輩の子と飲んでたから」

諏「なるほど」

だからグラスが2つ…でもカシオレって女の子でも連れてきてたのか？

諏「すみません、生1つ…三木さんも飲みますか？」

三木「うん、頼む」

諏「じゃあ生2つお願いします」

頼んだビールが運ばれてきて三木さんと乾杯し、1口飲む

諏「あ"〜うまい！」

三木「オヤジかよ」

諏「オヤジですよ、もうw」

三木「そうかww」

諏「それで、今日はどうしたんですか？いきなり一緒に飲もうなんて」

三木「いや、特に何もないけど？」

諏「え、そうなんですか？」

三木「まぁ、あー…諏訪部君さ、結婚しないの？」

諏「ﾌﾞﾌｫｯ…！」

三木さんの言葉に思わずビールを吹き出す

三木「うわ、汚いなーww」

諏「っ…唐突すぎませんか？」

三木「いや、ちょっと気になったから。
で、しないの？結婚」

諏「俺なんかを旦那にしてくれる人なんて居ないですよ」

三木「んじゃ好きな子とかは？」

諏「………今日どうしたんですか…頭でも打ちました？俺の恋バナ聞きたがるなんて…」

三木「失礼なやつだな、俺は通常運転だよ」

諏「酒回ってるじゃないですか」

三木「……(￣･ω･￣)」

諏「……( ˙-˙)ｽｯ」

三木「俺最近アニメの役もらったんだよね」

諏「そうなんですか、おめでとうございます」

三木「雛森Aさんとの初共演決まったんだ」

諏「ﾌﾞﾌｫｯ…！」←本日二回目

三木「汚いなーw」

諏「っ…何でそれを俺に？」

三木「え、だって好きなんだろ？彼女の事」

諏「なぜそうなったんですか…それに好きなんかじゃ…」

三木「んじゃ俺狙ってもいい？」

諏「それはダメです」

三木「なんで？」

諏「いや、三木さん結婚してるし…」

三木「ほんとにそれだけ？」

諏「………。」

三木「なんで距離置いたんだよ、あの子と」

諏「っ！…なんで知って…」

三木「雛森さんの憧れの先輩が諏訪部君だって聞いてもう会ったのか？っ聞いたら会ったけど多分嫌われたからってさ」

諏「っ！」

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