Bitter Sweet Love~苦くて甘い恋の味~

Diary16 ページ18

内田「ね、今度二人でご飯いこ！」

『っ！行きたいです！』

内田「じゃあ私のLINE教えておくね！」

スタッフ「内田真礼さんお願いしまーす！」

内田「あ、はーい！ごめん、後で教えるね！」

『頑張ってください！』

内田『ライト待って！お願い、1人にしないで…』

寺島『アイラ…大丈夫、少しだけ外の様子を見てくるだけだから、すぐ戻ってくるよ』

内田『っ……約束よ？すぐ戻ってきて…』

2人ともすごい…ライトとアイラになりきってる…
私も、こんな演技がしたい…！！

監督「はい、OKです！」

寺島「ありがとうございます！」

内田「ありがとうございます！お疲れ様でした！」

『お二人ともお疲れ様でした！すごく素敵でした！』

寺島「ありがとう！Aちゃんもお疲れ様！」

内田「Aちゃんが見てたからいつもより気合い入っちゃった」ﾌﾌｯ

寺島「Aちゃんごめん、この後俺もう一本アフレコあるから送って行ってあげれないや((汗」

『そんな！気にしないでください！1人で帰れますよ！』

内田「あれ…今日って確か隣のスタジオで明日空(あすそら)のアフレコやってませんでしたっけ？」

寺島「あーやってたね！そろそろ向こうも終わる頃かな…あ、そうだ！」

寺島さんは何かを思い出したようにスマホを取り出すと誰かに電話をかけ始めた

寺島「うん、うん、じゃあ隣のBスタジオに居るから迎えに来てあげてね！うん、じゃあよろしく！」

内田「誰に掛けてたんですか？」

寺島「来てからのお楽しみーきっとAちゃん喜ぶよ」ﾌﾌｯ

それからしばらくしてスタジオの扉が開き

諏「お疲れ様です」

諏訪部さんが入ってきた

『っ！？』

内田「わっ！…Aちゃんどうしたの？」

『すみません、少しだけ隠してください…』

思わず内田さんの後ろに隠れちゃった…汗

監督「あれ、諏訪部さん今日はこっちのスタジオではアフレコ入ってなかったはずだけど…」

諏「はい、今日はアフレコじゃなくて…あ、てらしー！」

寺島「あ、諏訪部さーん！ありがとうわざわざ来てくれて！」

諏「いや、大丈夫…Aちゃんは？」

え、どうして私がいる事知ってるの！？
まさかさっき寺島さんが電話してたのって…

寺島「あれ、さっきまでここに居たんだけど…あ、いた！Aちゃんどうして隠れてるのー？出ておいでー？」

『っ……』

内田「Aちゃん、大丈夫だよ、ね？」

『はい…』

ゆっくり内田さんの後ろからでる

諏「お久しぶり、内田さん」

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