リスト ページ7
名前はもう少し先の所で変換できるようにします。by作者
月日はたち今は中学生くらいまでなった
学校には行っていない両親に行く必要は無いと言われたから
今日もいつもと同じヒーローと敵を殺して帰ろうとしていた
そう、"帰ろうとしていた"のだ
「お前はなんだ」
『…』
今私の首元に刃物を向けているのは有名なヒーロー殺しステイン
早く殺してこの場を離れたい所だが私が殺せと命令されているのは
ヒーローと敵対する敵(ヴィラン)だけ
彼はリストに入っていなかった為殺す事はできない
「聞いているのか」
『私は何でもない只のバケモノ』
何を言っている。と言う様な顔をしているヒーロー殺しは私の後ろを指差した
それは血溜まりに浸かった赤黒い塊
「何故殺した」
『仕事だから』
その瞬間首元がチクリっと痛み血がなぞるように下に流れた
見た目はボロボロのナイフにしか見えないのに切れ味はいいようだ
「信念も殺意もないそれは何も厭わずに殺したという事か」
『彼らに恨みはないだがリストに乗っていたから殺した。この場合貴方の考えが正しいだろう』
「リスト？」
『両親の敵がのっている』
私は彼と話しているときはっとした
何故自分はこんなにもペラペラと情報を話している
その疑問はすぐ確信へと変わった
嗚呼この男にみつかったのだこの場で自分は殺されるのだろう
自分は死を感じとったからたいして何にもなら無い事を話しているのだろう
「バケモノか確かに納得がいった親に命令された事しかできない只の道具。何の不満ももたずその良し悪しさえ判らず殺してきたんだろ」
ヒーロー殺しの言葉で自分の手がピクリと動いた
それは目の前の人物が気づくか気づかないか程度の小さな動き
彼の言葉は正しい本当にそう思う
でも
『不満はある』
「…」
『自分がやっている事は悪い事だという事も』
「ならば何故」
『私が殺さなければ弟が手を汚す事になるから』
弟も親の道具にする為に生まれた
今は私がいるから弟は誰も殺さないで家で勉学を習う事ができている
『弟の純粋な笑顔を守りたい。あの子を私とは同じにしたくない』
___________"人として育ててあげたい"
『だから親の言いなりになっている』
「…」
ヒーロー殺しの目を見たまま言えば何故か首元にあったナイフが下ろされた
「それがお前の信念か」
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人間失格な人間？２←(プロフ) - メグミさん» コメントありがとう御座います！轟くんの出番まで少々掛かりますがそれまでお待ち頂けると嬉しいです(´▽`)。更新頑張ります！笑 (2018年10月6日 7時) (
レス) id: 728099f7d0 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - すごく面白いです！轟くんの出番待ってます！笑笑更新頑張ってください！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 98b5dd73cd (このIDを非表示/違反報告)
人間失格な人間？２←(プロフ) - こたぬき@ショタコンさん» コメントありがとうございます。キーワードから結構なネタバレとなっていますが読者様に喜んでもらえるような小説を書けるよう頑張ります。応援ありがとうございますm(_ _)m (2018年9月16日 20時) (レス) id: 728099f7d0 (このIDを非表示/違反報告)
こたぬき@ショタコン - 轟くん落ちなんですか？！キーワードに書いてあったんで驚きましたw。 面白いです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2018年9月7日 22時) (レス) id: 223f7ad38f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人間失格な人間？ | 作成日時：2017年8月2日 16時
