危ない蜜２【歌い手短編小説】

無自覚彼女にお仕置きを : まふまふ★※〔リク〕 ページ6

『まふくーん！！』


「何ー？」



『私のパジャマ知らない？？』


「っ！？///」








そう言いながら部屋から出てきた
Aは下着姿。




「え、えと、そこの洗濯畳んだ奴に
入ってると思う……」




『そっか！ありがとう！』





Aは洗濯物をガサゴソと漁ると
パジャマを見付けたようで


鼻歌を歌いながら風呂場へ向かった。







もうお願いだから

服を着て僕の前に出てください。








もう最近多いんだよ。




心を開いて行ってくれてるのは嬉しいんだけど
服を開くのは止めてほしい。




そうじゃないと…その…色々無理。





その…僕の理性とか理性とか理性とか…






「必死に抑えてるけど
案外弱いんだからね…」








僕はシャワーの音が微かに響く部屋で

ポツリと弱音を吐いた。









・









『まーふくんー！！』




「何ー？」






もう余計な事は考えずに、と

スプラトゥ◯ーンをしていた僕だったけど、



またもやAの僕を呼ぶ声が聞こえた。





『ドライヤーどこ？』



「！？！？」





リビングに入ってきたAは

なんとタオル一枚。









『？…まふくん？』




「え、あ、あぁ…
ドライヤ…えと、あのその…」









そんなAの姿に
平常心を保っていられるはずもなく

僕は顔を真っ赤にして
しどろもどろになってしまう。







『まふくん？どうしたの？』



すると
ソファに座る僕の目の前に来て
覗き込むA。








あぁもう






そんなことしちゃダメだって








『――きゃっ！？』









ほら









押し倒しちゃったじゃん。

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