08 ページ9
.
「なあAちゃん、避けてばっかじゃ終わらんで
俺はこのまんまでも構わんけどキツイのはAちゃんやで」
さっさとしっぽを出せと言わんばかりの言い方だが
実際私は近距離戦ではなくスナイパーとして配属される予定だったので体力はない、本当だ
「ゾムさ…もう諦めてくれません、」
そういう前に伸ばされた手を避ける、つもりが死角から出された足に気付かず咄嗟に足首で受け止めるが、
あまり宜しくない音が鳴った
どれぐらい宜しくないかというと
やばいという顔をしたゾムさんが一瞬動きを緩めるくらい宜しくない
「おーいゾムー！何やっとんねん」
畳み掛けるように向こうの方からシャオロンさんとコネシマさんがゾムさんに向かって声をかける
今しかないと思った
足でゾムさんの足を払いそのまんまこちらに引き寄せゾムさんの上に馬乗りになって鳩尾に上から振り落とす肘を入れる寸前で止める
「も、私の勝ちです…っぁ…ひゅ……」
「やらかしたなあ、Aちゃん、足痛ないん？」
酸欠で頭がくらくらするフードが脱げたゾムさんは口では悔しがっていたけど顔はとても嬉しそうだった
頬に添えられた手が髪を梳くって耳にかける
「足…？全然いたくな、いです…それよ、り
苦し、くて」
足なんて全然痛くなくて、
それよりも休みたかった
「酸欠かな、いい眺めやし堪能したいけど…」
「ゾム、さ…」
「ペ神とこ行こな、俺が連れてってあげる、やから
休みや、Aちゃん」
首の後ろに衝撃を感じると私の意識は暗転した
*
「ゾム！Aさんどこ連れてくんや」
「シッマにシャオさん、任務終わり？」
「そんなところや」
「俺な、勝負したら負けてもうた」
「は？ゾムが？Aに？」
「多分足首やらかしてもうたしペ神とこ行ってくる」
「お、おう」
「知りたかったなあAちゃんのヒミツ」
*
夢主は目的を叶えるためなら
自分の使えるものは全部使う派です
ペ神との邂逅は次回
シャオさんとのエピは決まってて
まんちゃんとはもう1回バトる予定です
大先生とのエピはもうちょい後かな…
書きたいところ書いて消します
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 604人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りまみっふぃー - 鵜久森さん» 絶対に見にいきます！コメントもします！ (2020年4月28日 0時) (
レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森(プロフ) - りまみっふぃーさん» 次回作出来てるので良ければ^ ^ (2020年4月27日 13時) (レス) id: b3c4559ac8 (このIDを非表示/違反報告)
りまみっふぃー - 鵜久森さん» たまたま起きててww次回作楽しみに待ってます！！ (2020年4月27日 0時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森(プロフ) - りまみっふぃーさん» コメントありがとうございます！ちょっと待ってくださいw早すぎませんかwwでもありがとうございます!!次回作も良ければどうぞ宜しくお願い致します！ (2020年4月26日 11時) (レス) id: b3c4559ac8 (このIDを非表示/違反報告)
りまみっふぃー - 完結おめでとうございます！！(鬼早) (2020年4月26日 4時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鵜久森 | 作成日時：2020年1月15日 22時
