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「テスニア国には徴兵制があります、
しかし、対象は孤児院にいる子供たちです…
テスニアはそこらの国に喧嘩をうっては辛勝し失った兵の補充は13歳時に一度徴兵され見込みがあるとされた16歳の子供たちから行われます」
「うん」
オスマンさんは顎に手をあてていつも閉じた糸目は薄く開いていて
目を逸らしていないと視線の冷たさに喋れなくなりそうだった
「…私は第二次徴兵へ行くことが決まってました
…それでシスターから自由に外出を許可されていて…
私はここで捕虜として選ばれなければきっと、」
「わかった、もうええよ」
冷たい声にびくりと肩が揺れる
「頑張ったんやなあAちゃん」
オスマンさんが両頬を包んで目線を合わせる
目は開いていたけど冷たさじゃなくて優しさがいっぱい含まれていて
「可愛い服が好きな普通の女の子やのになあ…
くじ運も実力のうちや、せっかくなんやしここで
いっぱいやりたいことやろうや」
「オスマンさん…」
「まずは明日一緒にお茶会するめう！」
オスマンさんはもう元の糸目に戻っていて
雰囲気も元通り…最初より柔らかくなっていた
「明日の仕事量次第ですかね」
*
o.side
「オスマンさん」
「ん？」
「今日はありがとうございました、ワンピース嬉しいです、私のあの事は他の幹部の方には言わないでほしいんです」
「理由を聞きたいところやけど、無理強いしたないし
ええよ、ただAちゃんの気配とかそういうので
分かるやつは分かると思うで、ゾムとかシャオロンとか、」
隠したがる理由が分からなかった
テスニアが未成年を徴兵してると聞いたときは胸くそ悪かったがAちゃんがある程度の心得があるということはここでは有利に働くと思うのだが
「分かってます、でも、
兵隊になる予定だった女の子なんて可愛くないでしょう？」
彼女はそう言って恥ずかしそうに笑った
「なんなんそれ、ズルいやろ…」
やっぱり総統秘書より外交官秘書にするべきやった
と思う
*
今回会話長すぎて申し訳ないです
恋愛ﾓﾉってこんなに難しかったっけ…
オスマン編終了です！お疲れ様でした！
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りまみっふぃー - 鵜久森さん» 絶対に見にいきます！コメントもします！ (2020年4月28日 0時) (
レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森(プロフ) - りまみっふぃーさん» 次回作出来てるので良ければ^ ^ (2020年4月27日 13時) (レス) id: b3c4559ac8 (このIDを非表示/違反報告)
りまみっふぃー - 鵜久森さん» たまたま起きててww次回作楽しみに待ってます！！ (2020年4月27日 0時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森(プロフ) - りまみっふぃーさん» コメントありがとうございます！ちょっと待ってくださいw早すぎませんかwwでもありがとうございます!!次回作も良ければどうぞ宜しくお願い致します！ (2020年4月26日 11時) (レス) id: b3c4559ac8 (このIDを非表示/違反報告)
りまみっふぃー - 完結おめでとうございます！！(鬼早) (2020年4月26日 4時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵜久森 | 作成日時：2020年1月15日 22時
