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「秘書官殿、お手紙が届いています」
「、？私にですか」
メイドさんに下がってもらって手紙を開ける
送り主の名前はないし、心当たりもないのだけど
《お前は軍部に相応しくない、辞めてしまえ》
御丁寧に雑誌の切り抜き文字を使用したのか
不気味さはあった
だが、こういう手紙は珍しくない
軍幹部の皆さんはこう、客観的に見ても顔が良い…
のであらぬ誤解を抱いた方が送ってくるのだ
「そんなに心配しなくてもここの人は物珍しい小さい猫を可愛がってる感じに近いのに…すぐ飽きるわ」
女性なんか選び放題な彼らがわざわざ私を選ぶなんてあるわけないだろう
「でも…最近は無くなってたのに急に…」
*
その日から手紙は毎日届いた
内容が内容なために軍部のごみに出すわけにも行かず
オスマンさんからもらった可愛らしい菓子箱になおしているがもう溢れそうだ
「Aちゃんどした？ぼーっとしとるで」
「っ、あごめんなさい、仕事中に」
「堅いこと言わんと別にええんやで
けど、ちゃんと眠れとる？目の下隈できとる」
「最近は冷えてきましたから…寒いのは少し苦手で」
ぺこりと礼をしてその場を逃げた
オスマンさんとの接触は避けた方がいいかもしれない
*
日に日に手紙の内容がエスカレートしていっている
軍の内部しか知らないようなプライベートな情報まで書いていると思えば、自分の目線のあってない明らかに隠し撮りしたような写真など最初は攻撃的だった内容からストーカーのようなものになってきていて
もうこの日は限界だった
「、これ私が着替えて、いる写真じゃ…」
*
「Aちゃん、隣ええか？」
「大先生…」
紺碧の髪をもった彼が隣に座る
「こんな時間にどしたん、夜はもう冷えるで」
「…」
「なんかあったやろ」
これでも人はよく見てる方なんよ
彼はオスマンさんとは種類の違う人たらしの笑みを浮かべる
「…なにもないです」
「うそやろ、
そんな顔して嘘ですって言ってるもんやで」
「…もう寝ます、大先生おやすみなさい」
「ちょ、待ってやAちゃん」
談話室を早足で出て自室で布団を被って眠った
心配はかけたくなかったし、こんな情けない姿見せたくなかった
*
自分が書きたい話がスタートしました
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りまみっふぃー - 鵜久森さん» 絶対に見にいきます！コメントもします！ (2020年4月28日 0時) (
レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森(プロフ) - りまみっふぃーさん» 次回作出来てるので良ければ^ ^ (2020年4月27日 13時) (レス) id: b3c4559ac8 (このIDを非表示/違反報告)
りまみっふぃー - 鵜久森さん» たまたま起きててww次回作楽しみに待ってます！！ (2020年4月27日 0時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森(プロフ) - りまみっふぃーさん» コメントありがとうございます！ちょっと待ってくださいw早すぎませんかwwでもありがとうございます!!次回作も良ければどうぞ宜しくお願い致します！ (2020年4月26日 11時) (レス) id: b3c4559ac8 (このIDを非表示/違反報告)
りまみっふぃー - 完結おめでとうございます！！(鬼早) (2020年4月26日 4時) (レス) id: b11877041c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵜久森 | 作成日時：2020年1月15日 22時
