不良7人 ページ10
＿＿私がドアを開けても、不良は話すことをやめなかった。
多分、私の存在に気づいてないのだろう。
ドア音立てず開けたからね。誰もドアの方を見てないからね。
とりあえず、あの赤葦だっけ？をみつけよう。
部屋を見回す。
あ、後ろ姿が、赤葦だ(もう呼び捨て)
『……あの。』
さっきから騒いでるから、声が聞こえてないのであろう。
すぐ声がかき消される。
…仕方ない。
『…あの！』
少し叫んだだけで、話し声や笑い声はピタリと止み、皆こちらを振り向く。
赤葦の方を見ると＿＿＿＿
…ごめんなさい、人違いでした。
無言で踵を返す。
「いやちょっと!!?」
後ろから声が聞こえる。…いや、何も聞こえない。うん、ナニモキコエナイ。
「いやいや、何、どうしたの。」
『ごめんなさい人違いです許してください』
何故赤葦じゃない人を赤葦と間違えただけで、こんなスライディング土下座までしてんだろ…
自分がわかんないや………うん……。
「用があるから旧校舎まで来たんだろ。どうしたんだ？」
優しく問いかけてくれるツンツンヘアーさん。
優し、この茶髪のなんかチャラチャラした男と違って優し。
「あれ、なんか失礼なこと考えてない？？」
…
『いや、実は……』
「ちょっと！！？」
「へぇ、そんなことが…」
『はい。とりあえず赤葦をぶちのめ……………少しお話したいなと思い。』
「ちょっと！？今ぶちのめすって…」
『チャラ男さんうるせぇです』
「チャラ男じゃありません！！！及川さんです！！！！！」
知らねぇよ名前聞いてねぇよ。
「影山2号だ……」
と、泣きボクロが特徴な人が苦笑しながら言う。
え、まって、2号ってなに、どういうこと。
影山って誰だ。
『まぁとりあえず赤葦はどこにいるんですか』
「赤葦なら多分違う教室だ。多分1-1。ここは1-4だから離れててあまり話し声は聞こえないと思うけどな。」
「でも木兎がいつもうるさいから聞こえるんじゃないかな…」
『と、とりあえず行ってみます…ありがとうございました。』
といいさっと教室を出た。
なんか話してるだけで体力使ったよ。
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リノ(プロフ) - きっか@みにゃさん» ありがとうございます！赤葦はとりあえず変態みたいにしたいなと思ってこうなりました←腹筋ーーー！！！！更新ちょくちょくですが頑張ります！応援ありがとうございます！！ (2016年12月31日 22時) (
レス) id: 37aba053b3 (このIDを非表示/違反報告)
きっか@みにゃ(プロフ) - お気に入り登録させていただきました！めちゃ面白いですね！赤葦君ｗまじ面白いｗほんとにですよ！腹筋が宇宙の彼方に消えましたもん！ｗ更新頑張ってくださいね！！応援しています (2016年12月31日 22時) (レス) id: 9c14c30c14 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - eve@さん» はい、中1ですよ！同い年でしたか！！！いえ、まだまだですよ……では来年はもっと面白い作品作り頑張ります…← (2016年12月31日 22時) (レス) id: 37aba053b3 (このIDを非表示/違反報告)
eve@(プロフ) - え？リノさんって13さい何ですか？中１なんですか！？同い年なのにこんな面白い小説かけるとかすごいですね…！ (2016年12月28日 15時) (レス) id: c936b36650 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 夏稀＠ペア画したいさん» それが………夢主ちゃんです…………!!!(`・ω・)ｂｸﾞｯ! (2016年12月21日 20時) (レス) id: 37aba053b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リノ | 作者ホームページ：http://46necorino
作成日時：2016年8月4日 12時
