不良ですが何か。【ハイキュー!!】

不良4人 ページ7

いやまて、こんな真面目そうな奴がまさか。



からかっているのか。冗談か。冗談なのか。





「いや、本気で俺不良だからね…??」


あ、うん。怪我してますもんね。喧嘩した時の怪我の仕方だよね。うん。わかりません。





「納得してないよね？」



『納得してないんじゃなくて整理ができてないんです』




キリッ、という効果音をつけながら問い？に答える。



納得してないわけじゃないの。頭が追いつかないの。









「部活は何処に入るの？」



『陸上とか？今悩んでる途中。』




結局、なんやかんやあって仲良く？なりました。

…多分。




んでね、今授業中。



私達屋上。





サボっちゃった☆←





まぁいいや、と適当にこの考えを終わらす。




「あ、そうだ。美神愛華って、知ってる？」


『アーキョウハイイテンキダナー』


「いま曇ってるけど」





……





「美神愛華って知って」
「聞こえてるからちょっと黙ってくれない」





くっそ、その名前は聞きたくないんだよ()




できるだけ、その話は避けたい。



『あ、そうだ、好きな食べ物って何？』



「菜の花からし和え。で、結局知ってるの？」




くっそ、こいつ話逸らそうとしてくれない。


しかも地味に質問に答えたぞ。




『好物作るからその話やめよう。』



「わかりました明日持ってきてくださいね」




早い………


『何処に持っていけばいいの』



「旧校舎にお願いします。」





旧校舎って危険区域じゃねえか。





何故いちいち鉢合わせしそうなところなんだよ…!!!



なんて思いは伝わらず、




キーンコーンカーンコーン…



と、授業終了のお知らせのチャイムが鳴り出した。




「あ、じゃあ俺行くからね、じゃあね」



『え、ちょ、ま』



バタン…




あいつ…素早く去っていきやがった。



はめたのか？何も考えず旧校舎にしたのか？




どちらにせよ危険区域行きじゃないか。






明日よ、来ないでくれ。(無茶ぶり)

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