不良ですが何か。【ハイキュー!!】

不良2人 ページ5

「……ちゃん…A………ちゃ……………Aちゃん!!!」




『うわ、はい!!?』




あのあとも淡々と考え事をしていたら、すっかり高橋さんの存在を忘れていた。




そして、今高橋の声で高橋さんの存在を思い出した。


ごめんね、高橋さん。君存在感薄くて←←




「もう、聞いてた!?」



なんてわざとらしく頬を膨らまして言うもんだから、



『あー、ごめん、聞いてない』←



って言ってやった((




言ってやったじゃなくて、本当にそうなんだけど。





「もう一回いうよ？旧校舎には不良がたまってるって言ったよね？そこの不良がね、美形揃いでねー！あまり旧校舎には近寄れないんだけど、勇気ある人達は会いにいってるんだよ！」




ふーん、あそ。と興味ありませんと言うように気だるげな返事を返す。




「それでね、その不良に愛されてる子がいるんだけどー。その子がね、美神愛華って言ってー！」






……ちょっとまて、





『今、なんて。』






「え？だから、不良に愛されてる子がいるって…」





『その子の名前だよ!!!』






「え、あ、うん。美神愛華ちゃん……」






まじか、あいつか…








美神愛華。私の天敵。




中等部にまだいた頃、よくわからないが付きまとわれた事がある。




あいつにはファンクラブがあって、あいつが私を探してたら絶対ファンクラブのやつらが私を捕まえにくるからすっごい嫌な思い出。






『そいつ、何組？』





一応旧校舎はそいつがいるから危険区域として。





クラスもわからなければ、避けれない。





「1年4組だよ。興味でもあるの？？」



1年4組…隣のクラスか………





最後の問いは無視するとして。





私は、1-4と旧校舎を危険区域として扱った。

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