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「そこでコソコソ、何をしてるんですか」
ドキッとした四人が慌てて手を引っ込めて顔を上げると、ちょっぴり小柄な少年がすぐそばまで近付いて来た。
高田真史帆。先生に質問をした、窓際最前列の男子だ。
「私達今、『クラスで一番イケてるヤツ』ってグループを結成したんだ。なに、入りたい? 入部テストがあるけど、やってみる?」
Aがニヤニヤしながら返事をしたので、三人はホッとした。それにしても、彼女は出任せを言うのが上手いな、なんてちょっと感心してしまう。
マシホは、馬鹿にした目付きでAを見た。
「楽しそうでなにより、でも俺は遠慮する」
そう言って笑うマシホを見て、四人は互いに顔を見あった。
「あの、イケてるグループってのはAのジョークで、席が近かったから話していただけなんだ。ね、一緒に座らない?」
と、ドヨンはその場を取り繕おうとしたが、マシホは首を左右に振って「ううん、いい」と言うと、そのままどこかへ行ってしまった。
四人はその後ろ姿を見ながら、しばらく黙っていた。
「なんか変だな。探りに来たんじゃねーの? 怪しいぞ。候補第一だ」
と、ハルトが呟いたが、Aは首をかしげた。
「いや、あまりにもそれっぽく行動しすぎでしょ。不思議ちゃん感が漂っているもん。それにあの顔は違うと思うけど」
マシホは小さな顔の中心に、クリクリの目と小さな鼻、可愛らしい口、なのに表情に似合わないガタイのいい体を持っていた。
ハツカネズミのようで愛らしいが、もしアンドロイドを作るならあんなに特徴的な物は作らないだろう、とAは思った。
「僕も、Aちゃんに賛成」
ドヨンが囁きながら立ち上がったため、残りの三人も慌てて立ち上がった。
「よーし、これから自己紹介だ。どれが怪しいか見破ろうぜ。座席表に印を付けよう。違うはＸ。怪しいは△。あり得るが○。すごく怪しいが◎っての、どう?」
ヒョンソクの提案に、三人は頷いた。
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まると(プロフ) - 75さん» 作品がお気に召して嬉しいかぎりです！更新が楽しくてついついしてしまいます^^ 無理はしていませんよ〜！ えぇ、稚拙だなんてそんな……… 作者の私より文才があるじゃないですか… コメントありがとうございました！ (2020年10月9日 0時) (
レス) id: f27537dd93 (このIDを非表示/違反報告)
75(プロフ) - コメ失礼します！設定といい作風といいとてもタイプな作品でいつも楽しく読ませて頂いてます(笑)無理なさらず自分のペースで更新して頂けると読者の私からしてもとても嬉しいです！稚拙な文章ですみません、応援してます！書き込み失礼しました！ (2020年10月8日 21時) (レス) id: ad95e2f286 (このIDを非表示/違反報告)
まると(プロフ) - アイコさん» 初コメｷﾀｰ! こんな駄作を読んで下さり誠にありがとうございます！頭地面にめり込んでます！() これからちょっと動き出すので、楽しみにしていて下さいね^^ (2020年10月7日 22時) (レス) id: b93e1f7328 (このIDを非表示/違反報告)
アイコ(プロフ) - 物語を読ませていただきました。Treasureの小説を探したら見つけました！すっごく興味深い物語ですね！次の投稿楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年10月7日 12時) (レス) id: da9bb9329a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まると x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/96m5ms0aa71/
作成日時：2020年10月3日 5時
