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「でもま、喧嘩も何も、この学校でいじめは無いだろうし」
Aはドヨンに大きく頷いた。
「だよね。ここは安全地帯だよ」
「でも、それは校内だけの話だろ。つまり、外で起こることは、この学校の責任ではございませんってやつ？」
ハルトは両手を頭の後ろで組んで、偉そうにふんぞりかえった。
「でもこの学校の生徒は、メールとかソーシャルネットワークの発言とかも全部コントロールされてるんでしょ。
入学申込書の裏の細かい字の規約に、そんなことが書いてあったよ」
Aがサラッとそう言うと、三人は「えっ?」と、彼女の目を覗きこんだ。
「そうなの?」
「知らなかった」
「マジ?」
「規約ちゃんと読んでないの？
みんなの親だって、そういう厳しいコントロール規約も全部承知した上で申し込んだはずだよ」
三人はしばらく口を開かなかった。
「………全部筒抜けってやつか。
でもさ、ハンドルネームを使って書き込むやつも居るんじゃね?」
ヒョンソクがそう聞くと、Aはすぐに首を左右に振った。
「いや、プロバイダーと政府がその辺も協力して、本名じゃなくても、誰の発言かちゃんとわかるようになってるんだって」
「マジかよ。こえー」
「僕は大賛成だよ。その方が安心だし。やっぱ防犯第一で、プライバシーとか言ってる場合じゃないんだって」
「うー、私は、ちょっと嫌だな」
ドヨンの言葉に、Aは顔を歪めた。
「なに、後ろめたい事でもあるの?」
ハルトがニヤニヤしている。
Aはハルトをぎろりと睨んだ。
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まると(プロフ) - 75さん» 作品がお気に召して嬉しいかぎりです！更新が楽しくてついついしてしまいます^^ 無理はしていませんよ〜！ えぇ、稚拙だなんてそんな……… 作者の私より文才があるじゃないですか… コメントありがとうございました！ (2020年10月9日 0時) (
レス) id: f27537dd93 (このIDを非表示/違反報告)
75(プロフ) - コメ失礼します！設定といい作風といいとてもタイプな作品でいつも楽しく読ませて頂いてます(笑)無理なさらず自分のペースで更新して頂けると読者の私からしてもとても嬉しいです！稚拙な文章ですみません、応援してます！書き込み失礼しました！ (2020年10月8日 21時) (レス) id: ad95e2f286 (このIDを非表示/違反報告)
まると(プロフ) - アイコさん» 初コメｷﾀｰ! こんな駄作を読んで下さり誠にありがとうございます！頭地面にめり込んでます！() これからちょっと動き出すので、楽しみにしていて下さいね^^ (2020年10月7日 22時) (レス) id: b93e1f7328 (このIDを非表示/違反報告)
アイコ(プロフ) - 物語を読ませていただきました。Treasureの小説を探したら見つけました！すっごく興味深い物語ですね！次の投稿楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年10月7日 12時) (レス) id: da9bb9329a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まると x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/96m5ms0aa71/
作成日時：2020年10月3日 5時
