1話後編(夢主side) ページ3
2012年某日、仕事を終えた帰りにピアーズに呼び出された、この時はチームは別々であったが基本的の行動は同じであった。
「キャサリンさん、この後時間空いてますか?」
「構わないが、どうした?」
「俺、キャサリンさんに話したいことがあって、ここじゃなんですから食事しながらでも」
唐突な誘いに私は一瞬驚きながらも冷静さを保ち
「急だな…わかった」
「俺、いい店知ってるんでついてきてください」
「わかった」
急に唐突だな、仕事の話だろうか、それとも他の件での彼自身の問題だろうか、私は考えながら彼についていった。
彼に勧められた店に入り席に座り注文を取ったのちに私は彼に用件を求めた
「本題に入ろう、話って何?」
そると彼は真剣な顔つきで話をした
「キャサリンさん、俺にとってあなたは憧れの存在です、いつも孤高に戦いながらも冷静に仲間を思いやる優しい方だと俺は思っています。」
「私はまだまだ、実力も思いやりも足りない。臨機応変な君に比べればな」
「そんなことないです。幼いころから決意を固めている貴方はすごいと思います、俺はあなたくらいの頃はただ流されて軍人となり継ぐことしか考えなかったから」
「親孝行でえらいな、私はおじい様に抵抗してしまってここにいるだけだ。」
「それほど自分の生き方を貫いていることはすごいと思います。」
「やめてくれ、私は君が思うより完璧な人間じゃない」
「完璧じゃなくたっていいんです…キャサリンさん」
彼が私の手を取る
「キャサリンさん、俺と付き合ってください」
私は疑問に思いながらも
「わかった」
すると彼は目を輝かせてたが私は疑問が消せず
「何に付き合えばいい?」
彼は啞然と
「えっ?」
私も意味が分かっておらず
「そういうことじゃないのか?」
彼は私の手を放し考え込む、なんだか申し訳ない。
「困らせてしまったなら済まない…」
「いいんです、こっちも突然こんなこと言いだしてすみません、俺みたいな年上いやですよね」
私はどういうことだろうと考えこみながら
「いや、嫌ではないが…多分私自身が理解していないだけかも知れない」
すると彼は納得したかのように察した
「あー…」
その日は仕事の件について話題を切り替え食事して解散した。
結局あれは何だったのだろうかと思いながら私は家に帰った
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作者名:バイオキャラが尊い | 作成日時:2022年11月15日 13時