１話前編 ページ2
―キャサリンside−
私はラクーンシティでケガを負ってから文武に励み、早く自立がしたいのと世界を守りながら知りたいという理由で１４歳まで大学・大学院で学んできた。そのあとおじい様の命令で危うく知らない方と縁談させられそうになったが私は断り選択を迫られ私はBSAAに就職しこの身を平和の礎となってでも刃を持ち、自分以外を守ることを決めた。確かに最初はあの有名なジル・バレンタインやクリス・レットフィールド、さらに私の側近のルナ・ワシントンという女性隊員の上司のサポートがあり始めて仲間愛というものを知った。特にルナは私に戦い方、仲間愛、自由を教えてくれた。私はジルやクリス、ルナに答えようと厳しい訓練で成果をあげ、仲間とともバイオテロを次々と処理していった。しかしそれも長くは続かなかった。入隊してから三か月後バイオテロを処理しB.O.W.を倒してる最中にルナのアサルト銃がトラブルを起こし、さらに手榴弾も不発だった。退却を命令したがルナは最後の手段として自らB.O.W.となり、相打ちとなった。
私はあれから一人で戦闘行為を行いチームを組んでも他チームには民間人の救出や安全確認などを行わせるやり方が続いた。二年が経過したのち、ピアーズ・二ヴァンスという陸軍出身の新人BSAA隊員が私に近寄ってきたが、最初は拒絶した。彼にも民間人の救助を命令した、それでも彼は私と手を取るように求めた、そして私は確かめたいと殴り合いを求めたが、彼のその気はなく拒絶。そこからクリスに制止されて以降は彼を少し信じることとした。一緒に戦い判明したことは彼は一直線な人間であること、優しさを持ち明るいながらも冷静さを失わず臨機応変であることがルナと重なってしまった、さらにクリスと並ぶ実力となるだろうと見込んだ。ああ誰にでも好かれる人間とはそういうことなんだなと納得した。私は再び仲間の大切さに気が付いた。私は仲間内の会話を傍観いていて、目指すべきものはこういうことだ、「自分以外が笑って暮らせる世界」とそう思った。こうして私は戦い続け常に責任あるリーダーとしてふるまっていた、はずだった。
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作者名：バイオキャラが尊い | 作成日時：2022年11月15日 13時
