→天との遊び ページ7
〜寝室〜
2人はいつの間にか猫に戻って遊んでいた。
天はというとそのまま人間ですが。
という事で1日目は天からスタート。
遊ぶかと思ったら、彼から話があると言って寝室に連れていかれ鍵を閉められて2人だけとなってます。
「ボクだけ拾ってくれれば良かったのに…失敗したかもね。彼処から抜け出せば良かった」
『…それは……まぁ…えっとね…』
何だろう。この子ある意味不思議すぎてビックリしますよ。
天は2人に比べて猫の時は大人しくて何もしない。
ウロウロしたりしない上に、良い場所を見つけてそこにずっと留まってるっていう1日だけだけど、彼の行動はそんな感じだった。
「昨日ずっとキミの近くにいってたよね?
最初はキミはボクらの主人として向いてるか見る為にずっと傍に行ってただけ。
でもAは分かりやすかったからそんなに見てはないけど。それで、その結果は今に至るね」
『……あぁ……はい』
天は多分3人の中ではリーダーシップを取れる存在で、上手く纏めてくれる頼もしい子っていう事が分かった。
「ねぇ、あの2人はいいからさ、ボクは別にこの家の中を荒らすとかそんな事しないし、言われた事はやる。だからボクだけを育てて欲しいな…?」
天との距離がどんどん近くなっていって、もう残り数cm。
「A、今はボクと2人だけだからさ、遊ぼうよ?」
『いやあの…どうせなら猫に戻って頂きたいというか……』
「そしたらつまらないでしょ……」
ちゅっ……と静かな寝室にリップ音が鳴る。
今キスされました…!?それも唇に!?
初キス…!?
「ふふ……もしかして、初キス、奪っちゃった?ボクに奪われても何も文句は無いよね?」
『ちょっ…!?天……っ……!?』
またしても口を塞がられる。
きっと鏡を見たら顔真っ赤なんだろうな。
「……顔真っ赤」
『誰のせいだと思ってんの……っ…』
ホントにやばい子達を連れてきちゃったかもしれないってこの時は何回も思いました。
その後も天に弄ばれたのはまた別の話。
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山さん - oh………TO☆U☆TO☆I☆←可愛すぎて死にそう←更新頑張ってください←((急)) (2020年2月6日 1時) (レス) id: 8211d59be1 (このIDを非表示/違反報告)
宇治羽さん★(プロフ) - (^p^)おっふ...TRIGGER可愛ええ、、、。凄く面白いです!更新ファイトです! (2018年2月6日 2時) (レス) id: d5a3a0d6e5 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ( ˘ω˘ )(プロフ) - はじめまして!TRIGGERの小説を探していて、この小説を見つけましたが、とても面白くハマってしまいました!次回の更新を楽しみにしております!頑張ってください! (2016年8月1日 12時) (レス) id: 53873812d7 (このIDを非表示/違反報告)
聖(プロフ) - 面白かったです!!更新、楽しみにしてます♪頑張ってください! (2016年6月12日 19時) (レス) id: 3eb3ec1877 (このIDを非表示/違反報告)
まーや - 夢主ちゃん羨ましい!皆カッコ良すぎですっ!///// (2016年4月2日 18時) (レス) id: 0da2affbd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音藍 | 作成日時:2016年2月23日 22時