私にベッタリ猫たち。【TRIGGER】

→まさかの大参事 ページ5

「………起きて。朝だよ」

『……ん……え……？』


いや待って今誰かに起こされた？
夢ですか？夢だよね？


「まだ寝惚けてるの？叩いて起こしてあげようか？」

『…は！？！？！？！？！？ちょっと…！？え！？誰君！？！？！？！？』


何でここにイケメンがいるんでしょうか。


.



慌ててリビングに駆け込むと、2人の男性がいた。
それも同じくイケメン……じゃなくてね！？


『誰君ら！？！？！？！？家に入れた覚えないんですけど！？！？！？！？』

「何言ってんだお前……って痛！？何すんだよ天！！」

「何すんだよじゃないでしょ、楽。お前じゃなくてご主人様でしょ」

「まぁまぁ2人とも……」

『天…楽…って……てかご主人様…！？』


朝から頭が混乱中。
私の予想は的中してしまった。



.



『あ、あのさ……3人(？)共…？…あの……離して頂きたいんですが……』

「ちょっと楽、龍、ボクのご主人なんだけど。離れてよ」

「誰がお前のなんて言ったんだよ。俺のだ」

「楽もいつ言ったの…でも俺も同じかな」

『いやあの3人のご主人でお願いします…』


何でこうなるのだろうか。変な猫拾って来ちゃったって今更後悔しても遅い。
何で人間になってるのかを教えて欲しいけど、何回聞いても知らない言われて頭の中真っ白。


「今日仕事休みでしょ。だから今日1日、Aはボクの」

「抜け駆けとかふざけんな」

「ふざけてない」


空気やめて下さい()

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