私にベッタリ猫たち。【TRIGGER】

→自由気ままに ページ4

何故か知らないけど、私のいつも座ってる椅子の上には天がいた。


『…邪魔したら可哀想だし、別の所に座ろ』


別の椅子に座って"頂きます"と言い、ご飯を黙々と食べる私。
……猫は増えても、まぁ寂しいよね。
別に人が増えたわけじゃないんだ。猫だ猫。

気が付けば隣の椅子に天がまたいた。


『…あれ、いつの間に……』


何事も無かったかのように天は寝ていたけど、ホントいつからいたのだろうか。

龍と楽はというと、並んでソファーで眠っていた。


.



『……寝る場所どうしよう』


困ったのはまたもう一つ。
あの3匹の寝る場所。

流石に一緒に寝るというのは…犬じゃあるまいし、一応猫なわけで。


『……好きな所で寝て下さい(投げやり)』


一番最低な考えだけど私にはもうどうする事も出来ない。
猫だから犬みたいにここで寝ろとか言わなくていいんだ。
自由気ままに好きな所で寝てくれればいい。


『お風呂入って寝ましょ……もう疲れた…』


今日1日色々あり過ぎてだいぶ疲れと眠気が来ていたのでとっととやる事済まして寝る事にした。

次の日、大参事が起こる。

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