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side優斗



蒼「あ、え、っと、え?」



俺の告白に戸惑ってるそうやん。そりゃあそうだよね、失恋した日に告白されたら困るか。でもなんか今言わなきゃいけない気がしたんだ



「ごめんね、混乱させちゃって。返事は何時でもいいから、ちゃんと考えて欲しい。俺待ってるから」



蒼「…わかりました。ちゃんと、考えます」



「ありがとう」



俺はずっと握ってたそうやんの手を離し、離れたとこにあるソファに座った。しばらく沈黙が流れたが、それが切れたのはある人の登場だった



?「蒼弥っ!!」



蒼「瑞稀、先輩…」



瑞「はぁはぁ、蒼弥が、酷い怪我したって、さっき先生に聞いて、、てか、なんでスマホ見ないんだよっ!」



蒼「ご、ごめんなさい。スマホカバンに入れてて…」



瑞「ばかっ!どれだけ心配したと思ってんだよ…でも、無事で良かった」



そう言ってみずっこんはそうやんを優しく抱きしめた。そっか、みずっこんはそうやんの気持ちも知らないし、自分が振ってることも知らないんだ



まぁそうやんは告白してないって言ってたから知る訳ないんだけど。でもそうやんさっきまでと違って凄く嬉しそう



「あー、いいとこ悪いんだけど俺いるからね?」



瑞「…知ってても黙ってるのがいい男だぞ」



みずっこんは離れて蒼弥の隣に椅子を持っていき座った



「悪かったな、いい男じゃなくて。みずっこんは先生からそうやんについてどこまで聞いた?」



瑞「あー、怪我したって聞いてすっ飛んできたから何も聞いてないわ。え、蒼弥そんな酷いの?」



「まぁ結構。とりあえず今日は絶対安静。このまま車椅子で帰るようにってさ。後、痛みが酷い様なら明日病院に行った方がいいって」



蒼「あの、その事なんですけど俺実家に帰ろうかなって思ってて。これ以上迷惑かけたくないのと、明日から三連休なんで、ちょうどいいかなって」



そっか、来週の月曜創立記念日で休みだっけ



瑞「別に迷惑なんて思ってないけど、蒼弥がそうしたいならいいんじゃない?実家の方が楽なとこもあるし」



「同感。じゃあ俺先生に伝えてくるわ」



瑞「さんきゅ、頼んだ」



正直2人っきりにさせたくなかったけど、仕方ない。先生がいるはずの職員室へ向かってる最中思い出すのは、みずっこんに抱きしめられて嬉しそうなそうやんの顔で



「あーあ、やっぱ勝てねぇなぁ…俺の方がそうやんの事好きなのに、」



悔しい

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作者名:ピンクローズ | 作成日時:2019年11月16日 17時

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