それぞれの日常Ⅱ (ページ13)

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side良規

晶〔誰かが大吾くんの体を乗っ取り、何らかの方法で魂を封印した。もしくは今日の全ての記憶を消した、とか〕

「…そういえばあいつ、俺らの事知っとるみたいやったな」

俺の事見て坊ちゃんって呼んだし、大吾の一人称が僕から変わったこと知らんかったって言っとた。確かに小さい頃は僕やったけど、あの日を境に言うてへんからな…

晶〔ま、まだ憶測ですけどね。誠也くんがそれについても女王様に聞いてくるとの事なので帰りを待ちましょう〕

「…そうやな」

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side？？

？〔ふんふふーん♪たっだいま〜〕

「おかえり。ええ事でもあったんか？〕

そう声をかけると笑顔でこっちを向く。あぁ、やっぱこいつがおると、いつもは暗いこの家が明るく感じるわ

？〔まぁね。あの坊ちゃん久々に見たから大っきくなっててびっくりしたよ。てか一人称のことなんで教えてくれなかったのさ！！僕が天才やから切り抜けられたけど。はぁー、もう少しで色んな情報が手に入ったのに…〕

？〔も、申し訳ございません、〕

そう謝る××には首輪と手錠が取り付けられとる。服も質素なもので俺よりランク上なのが信じれへん。けどしゃーない、だって××は___やからな

？〔はーほんと使えない。もう壊しちゃおうかな((ﾎﾞｿｯ〕

「まぁまぁ、落ち着けって。まだ使い道あるし…な？〕

？〔…そうやね。とりあえず××、後で俺の部屋ね？〕

？〔は、はい…〕

危なかった。いや、××にしたらこの後もやばいけど、最悪は防げたしな。××ももっと上手くやればええのに…まぁそんな所も可愛いけど♡

？「お、2人とも帰ってたんか。おかえり」

声が聞こえ、すぐに頭を垂れる

？「〔主様、ただいま帰還致しました〕〕

？「おつかれさん。で、良規はどうやった？」

？〔まだ自分の力も自分が何者なのかも知らない様です。まぁ誠也の生い立ちを考えれば妥当ですけど。後、護衛が1人増えてました。羽は緑です〕

？「俺も予定通り接触しましたが、気づかれませんでした。やはりまだ起きてない様ですね。大吾を助ける時に一瞬起きたっぽいですが、もう感じないのですぐに封印されたのでしょう〕

？「そうか。じゃあ計画通り進めるよ。2人ともこれから忙しくなるけど、力貸してね」

？「〔もちろんです。大晴様〕〕

fin.()