私が入った吹奏楽部は平均身長が高い

多い ページ31

「まぁあったらあったで、あとで奏者は発表で。」


そんな感じで配られたのは、全部で6曲。


え、一部だけですよね？？


「とりあえず練習しておくこと。あとで2部と3部のも配るから。じゃあ今日は解散！」


え。


これ…40分くらいかかるんじゃね


「……驚いた？」


「川西先輩！」


真顔で私の顔を覗き込んでくる川西先輩、ちょっと怖い


「うちは多いんだよ、演奏曲。体力めっちゃいるから、頑張って。」


やったー


とりあえず演奏しまくることを決めた。


「今日は俺とかが送ってくから。」


川西先輩の後ろには人がいた。


え、気づかなかったよ


1日目になんか残っていこうよって言ってた…なんだっけ、天童先輩？


アシメの、二年の学生指揮者のかっこいい先輩。


…なんだっけ、1日目に送り狼されそうになった人。


あれ、私この二人にすっげえ失礼なこと言わなかったっけ、あれ。


…あとで謝ろう(顔面蒼白)


あとはー、さっき一年でハーフみたいなんだった子。


名前聞いてなかった。


芝山君でしょー、黄金川君でしょー、作並君でしょー、京谷先輩でしょー。


……あと坊主の優しそうな先輩。



え、やったぁ、今日の帰り道可愛い人いっぱいいる


今回はなんだろ。


うるさい人？


…失礼か。


甘いもの同盟達は、今日は仁花ちゃんを送るっぽい。


毎日大変だなぁ(他人事)

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