人生２周目アイドルの逸楽な日々【男主】 (ページ12)

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SORT 作詞BEHIND ページ12

SORTの作詞風景を載せた動画の文字起こしのようなものを想像してくれたら嬉しいです。
ほぼSORTの一人言。

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「アニョハセヨ〜！防弾少年団のSORTです！
今日は僕の作業部屋にカメラを持ってきてみました！
ヒョンたちの作業部屋はみんなも見たことあると思うけど、記憶が間違ってなければ僕のは初公開ですね！
どう？みんなが持ってたイメージと同じですか？」

カメラを持って部屋を歩いて紹介するSORT
黒と白の二色の家具で纏められた部屋は集中出来そう！

しかし、部屋の隅には……。

「あ、見てくださいこのぬいぐるみ！ホソギヒョンがくれたの！」

カメラを置き、SORTと同じくらいのサイズのクマのぬいぐるみを抱きあげる。

「少し前に36の質問をしたじゃないですか！その時の“欲しいもの”っていう項目のことを覚えていてくれたらしく、前ホソギヒョンとデートに行った時に買ってくれました！」

ふわふわのぬいぐるみをぎゅうと抱きしめ、うりうりと顔を擦り付ける。

「今日はお化粧してないからこんなことしても大丈夫なんだよね〜。」

ぬいぐるみを元の場所に戻して、最初の机へ戻ってくる。

「さ、そろそろ作業しないとね！動画の趣旨と全然違うものになっちゃうから！」

机の横にある本棚からノートを取り出し、ペラペラとページを捲りながら話を始める。

「このノートには普段の生活の中でいいな〜って思った単語とか、風景とか、僕が日常生活で考えた事がたくさん書いてあります！
例えば、早朝に仕事に行く時に車の窓から見るまだ暗い冬の朝がすごい幻想的だった、とか、妹の発表会の姿がとてつもなく可愛かった、とか！」

優しい目線でノートに書かれた文字を見つめるSORT。
一分近く見つめた後、机の上に置かれたルーズリーフとペンを取り出し何かを複数の言語で書いていく。

「僕は基本的に作詞する時は紙に書くことが多いです。歌で表現したい感情を明確にするために、韓国語、日本語、英語の3言語で書き出すからPCでやるといちいちキーボード変えなきゃいけなくてめんどくさいんだよね…。」

苦笑いしながら説明しつつ、ルーズリーフをすらすらと埋めていく。

「今作ってる歌はまだ情報教えられないんだけど、いつか皆さんの目に入る日が来ると思うからそれまで楽しみにしててね！
ということでそろそろ僕は本格的に作業に入ります！これ楽しかったし、またやろうかな。
じゃあねARMY！あんにょーん！」

手を振りながらカメラを隠し動画は終わる。