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18. ページ24

「凄い爆発音が、、、あれ、その子誰なの?」


部屋の入り口で跪く少女を見るエマ



 
「!私は乙矢!A様を信仰して、、、」


『ストップ、乙矢ストップ』



即座に口を抑え、拘束する



「信仰?Aを?」


エマの後ろから顔を覗かせるナワーブ



「!!この無礼者が、、、!A様を呼び捨てだなんて、、、!」



手を振りほどき、ナワーブにナイフを振りかざす乙矢



「うお、危ねぇな」


彼はこうみえても傭兵だ


軽々と攻撃を避ける



『乙矢、止めなさい。』




「で、ですがこの無礼者が、、、」



『私の命令が聞けないの?止めなさい。』



「はっ、申し訳有りませんでした」


頭を少し下げ、私の後ろに下がる乙矢



「、、、なんですかこれ」



騒ぎを聞きつけたイソップが奥から現れた



「この方、誰なの?」


「主従関係、ってやつか?どうなってるんだ」


『あ、えーっと、、、なんというか』



これはバレる



その時、座っていたイライが立ち上がり、前に出た


「Aが住んでた所のメイドだよ、信仰っていうのは彼女の只の妄想さ」


「へ〜、Aの家、メイド居たんだ」

「メイド服、、、僕は、トラウマかな」


「なんだ〜、壁ちゃんと治しとけよ」


「、、、、、、信仰、、、乙矢、、、日本、、」




イソップは何かを考えながら自室へと戻っていった







しばらくして、皆が帰って行った後



「はぁー、危なかったな」


『さっきはありがとう、イライ。助かったよ、、、』

「あはは、いいんだよ」



『で、乙矢』


「なんでしょう!A様!」


『そろそろ日本に帰りなさい』


「えぇ、、、まだ一緒に居たいです、、、」


『帰って「紗矢」と社の掃除、あと村人の骨も埋めておきなさい』


『警察にバレないように、ね』

「はーい、、、分かりました」



少し落ち込んだ様子でとぼとぼ、と


破壊した入り口へ向かう



入り口で、少年が壊れた扉の破片を集めていた


ゆっくりと此方を向くと


「、、、遅い、壊しすぎ、A様に迷惑かけない」


乙矢に近づき、頭を軽く叩いた


「うっ、、、ごめんごめん」



「A様」


くるりと此方に体を向け



「乙矢が、迷惑をおかけしました」


深く、頭を下げる「紗矢」



『いや、大丈夫だよ、紗矢はいい子だね』


「はっ、有り難きお言葉、、、」




『帰ったら、骨の処理お願いね。』



「それではまた、A様」


「早く帰ってきて下さいねー!」

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ナナヲ - 記念すべき100票目、入れちゃいました!お体大切にね! (8月20日 22時) (レス) @page35 id: e1497f7dd3 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜さん親衛隊隊長(プロフ) - 霧狐ームコンーさん» うっ、、、ネタが重いつかなくて、、、 (2019年9月14日 7時) (レス) id: 0f55aae1e0 (このIDを非表示/違反報告)
霧狐ームコンー(プロフ) - つ、続きをお恵みください…((( (2019年9月14日 3時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜さん親衛隊隊長(プロフ) - イライ推しさん» 愛しっ、、、!?あ、ありがとう御座います! (2019年7月20日 21時) (レス) id: 0f55aae1e0 (このIDを非表示/違反報告)
イライ推し - 最高です。愛してます (2019年7月20日 20時) (レス) id: 450dd1f6bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲夜さん親衛隊隊長 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年5月22日 21時

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