検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:76,818 hit

Fin ページ17

健「ッ…真白…」





『お願い…ッ…


やだぁ…まだ離れたくない…ッ』





ぎゅううっと健ちゃんに抱きつく。





最近健ちゃんも忙しくてなかなか会えなかったし…帰ってきても遅いし…








自然に頬に涙が伝う。






健「…









寂しかった?」





『ん…』







迷惑だってわかってるのに…




離れたくないよ…








健「ごめんな…




そうやんな…帰りも遅いしな…





ちょ…ソファーで待っといて」







健ちゃんは私をソファーに下ろすと




毛布を私の体に巻いてソファーの前の机にご飯を持ってきた。





全て持ってき終えると隣にギュッと詰めて座ってご飯を食べ始めた。







健「美味しいわ〜!



いつもありがとうな。」









…ずるい。









『うん…






…健ちゃん?』








健「ん?




どないした?」






味噌汁を飲みながらこっちを向く健ちゃん。









『…大好き。』







健「んぅっ!




ゲホッ!!!!ケホッ!!!!」







健ちゃんはむせてから口を手で抑える。







『ちょ…大丈夫?』







そうきくと顔の真っ赤な健ちゃんは一気にご飯を口に入れて皿をキッチンに持っていくと私を
抱えてベットに私を連れていく。









『健ちゃ…』







健「ズルいで…





体調悪いから何もせんけど…








アカンでホンマに…」







そう言って隣の部屋に急いで着替えに行く健ちゃん。







そして戻ってくると布団に入り私を抱きしめる。









大きな体に長い腕。









あったかい…









健「俺も好きやで真白。」









『うん…私も…』








Fin
―――――――――――――――――――――――

今市隆二/脱水症状→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 Finのここの台詞 岩「当たり前じゃん… あ、あと病院マネージャーが行きしに車乗っけてくれるみたいだから。」 これ正しくはマネージャーが行きの車ではないんでしょうか? (2021年8月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ11のここの部分 けど戻せそどだけど無理そう。 これ正しくはけど戻せそうだけどではないんでしょうか? (2021年8月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 岩田剛典//胃腸風邪のここの部分 いつもならこんなにこと言わないが これ正しくはいつもならこんなことではないんでしょうか? (2021年8月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは俺がいない間にではないんでしょうか? (2021年8月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ・ページ5のここの部分 ○○←名前は昔から胃が弱いせいで結構こんなことがあるけど…結婚してから俺かいない間になるのは初めて。 (2021年8月4日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もりポア | 作成日時:2017年12月31日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。