【文スト】幹部様からの愛が重すぎて圧死しそうです。【中原中也】

７、愛が重すぎて圧死しそう ページ10

・






「た、ただお酒を飲んでただけです。」




ふーん、酒ねぇ…。と、


私の方をジロっと睨みながら疑ってくる中原幹部。



こーいう時は、アレだな。


姐さんに教えてもらった泣き落としで





「疑ってるんですか？((うるうる」




ホントにこれ通用するのかな？



こんな嘘泣きに引っかかる男なんていないでしょ←






中「…分かったよ。今回だけは見逃してやる。」




二度目はねぇぞ。と中原幹部。




通用した…だと？！





助かったー。と一息ついた時。





ぐいと中原幹部に引っ張られた。



私は中原幹部の胸の中。





「中原幹部…？」





黙ってろ、と言われて大人しく黙っていると





中原幹部の唇が私の首を這う。



恥ずかしくて、ぎゅっと目を瞑っていると。



首にピリッとした違和感が。






中「これで悪いの虫は寄ってこねぇな。」






満足そうな中原幹部の顔。



これって、もしかして





私は手鏡で首元を確認する。



そこにはしっかりとした接吻印が。





【接 吻 印】





コ、コンシーラーとかで隠せば


な、なんとか。









中「おっと、ソレ隠したら。



…もっと増えるぜ？」






んんんんんん。



なんなんだこの男。




銭湯とか、街中とか行けないんじゃないか！






もしかして嫌がらせか？！




いや、私たち一様恋人同士か。







いやー…これから1ヶ月どうしよう。

８、愛が重すぎて圧死しそう→←６、愛が重すぎて圧死しそう

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す