33、愛が重すぎて圧死しそう ページ35
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中「似合ってんじゃねぇか。」
と言って微笑んだ見せた彼の目に明らかな狂気が浮かんであるような気がして、
照れる半面でなんというか、悪寒が走りましたね。はい。
「(てか、こんな服買っても着ないから)」
普段オシャレして出かける場所なんてないし、機会もない。
会合とかお偉いさんのいる場所にはいかないし。
この人が多分いかせてはくれないだろう。
じゃあ、どうすんの?この服達は。
大量の!服達は!
私の心の叫びは中也には届かず、
次から次へと高そうなお店に入っては私に服を買い与える。
「(誰かが昔言ってたなぁ。)」
男が女に服を買い与えるのは、
自分好みに…自分の色に染め上げるためだって。
中也色に染まるのが嫌じゃない自分がいる事がなんだかもう手遅れなような気がする。
最初の計画は中也に嫌ってもらう事だった。
でも中也のことが好きになってしまったのだから、もうその計画もいいかなーって思ったりもする。
そもそも、なんで私中也に嫌いになってもらおうと思ったんだっけ……。
うーん。と一人で悩むこと10分。
「(あ…)」
結婚するのがいやだからか。
いや、恋人は良くて結婚は嫌って…。
でもでも二週間後に答え出さなきゃ行けないし。
でも、何か、もう全てが手遅れな気がするなぁ。
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うぎゃ - このお話大好きです!更新待ってます! (2022年10月21日 6時) (レス) id: b3f1cd4664 (このIDを非表示/違反報告)
Ylixe(プロフ) - 更新待ってます! (2021年8月28日 23時) (レス) id: e810b4e196 (このIDを非表示/違反報告)
充電器 - お疲れ様です。 (2021年7月12日 14時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
★ayaka★(プロフ) - 中也も太宰さんもカッコいい。読んでてヤバイヤバイ思ってました。頑張って下さい (2020年3月8日 22時) (レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
咲来(名前)(プロフ) - すごい中也がかっこいいです!!この作品めっちゃ大好きです!!!!これから頑張ってください!!応援してます!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: aedff0aee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:少女A | 作成日時:2019年6月22日 17時