【文スト】幹部様からの愛が重すぎて圧死しそうです。【中原中也】

１１、愛が重すぎて圧死しそう ページ14

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羊の王がポートマフィアに入ったと聞いたあの日、



私は森さんに呼び出されていた。






「森さんー？入りますよー？」







私は森さんに育てられたから、


森さんは私のお父さんのような存在だった。





そんな森さんは私にすごく良くしてくれた。



だから、何か森さんに恩返ししたいとこの頃"は"思っていた。









森「やぁ、Aちゃん。元気？」




「元気ですよ…森さん。」








そんな軽い挨拶をしながら隣をチラっと見る。




そこには背が低くて目つきの悪い少年がいた。




そう、この少年が噂の＿＿＿＿








「森さん、正気ですか？こんな少年を入れるなんて。」




森「正気だよ。ポートマフィアは人手不足でねー。


猫の手も借りたいほどなんだよ、」





苦笑いしながら、そういう森さん。



たしかにポートマフィアには人手不足だし、先代の首領絡みで色々あったから、


今は少し大変かもしれない。





「森さんがいいなら、いいですけど。」





こんな外部の少年をポートマフィアに入れるくらいなら、


私を使ってくれといつも言ってるのに。


腑に落ちない。






「…今日は何の用事です？」





森「あぁ、今日君を呼び出した理由はね。



尾崎くんの所に彼を案内してほしいなって。」






そのためだけに呼び出したんですか？

と、言いそうになったのを堪えて、




「…なぜ私が？」



と尋ねた。


すると森さんは




森「…秘密」




と言った。


んんんん、殴りたい。

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