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『、、、』
『、、、たーくん、、、？』
俺を呼ぶ声がするのに、手が届かへん。
Aさんは俺に触れるのに、俺が手を伸ばしても届かへん。
もう、なんなんこの感じ…っ
「うわっ」
『ふふ、おはよ』
微笑みかけてくるAさんが見えて、これは名前を呼ばれていたのは本当で、それでも夢とリンクしてたんかなと混乱する。
「あ、えっ、えっと、あれ？こんな時間！？」
さっきここに座った時間から優に2時間は過ぎていて、
『良く寝てたから起こすのは躊躇ったんだけど、、、』
「あ、えっと、、、平気やけどー、、、」
『ご飯は食べたかなって思ったから』
キッチンに並んだ食材を見て、俺に声を掛けたことはすぐにわかる。
「んー、、、Aさんは仕事は終わったん？」
『まだだけど、、、
こんな時間だし、今日はもう終わりにしようかなって』
今日は…ということは明日も仕事なんやなと察するけど、それは言わへん。
「すぐに作るから、ここで待ってて」
『手伝おうか？』
「、、、」
いつもなら座っててと言うだろうけど、なんだかそばに居て欲しくて、
「…じゃあ、そうしてもらおうかな」
視線は別の方を向いて、手伝ってと依頼する。
『いいよ。
なにしようか？』
そばにいてくれたらそれだけでええよ。
と出そうな言葉を飲み込んで、
「冷蔵庫に下味つけた肉あるから、それ焼いてくれへん？」
と普通にお願いできたんかな。
その間に俺も色々と準備して、数分後、
「これで完成っと」
『美味しそう』
「忠義特製焼きそばやねん」
『お腹空いちゃった、、、早く食べよ？』
バタバタと作ったから、今日は簡単にテーブルに並んだ焼きそば2つ。
『いただきます』
「いただきます」
『美味しい！』
「やろ？」
『うん。
お店ができそう』
「それは、、、」
夢やねん。
って言い掛けて、口を噤む。
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蒼 - 物語読みました。 毎年こうやって作品を書いているの凄いですね(*^^*) (2020年7月2日 21時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - またまた続けてのコメントですみません...。 これ正しくはなにかあることをではないんでしょうか？ (2020年7月2日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 11(Side girl)おまけのここの部分 なにがあることを期待しているわけじゃないけれど、少しでも綺麗にしたい、なりたいと思うのは女心で。 (2020年7月2日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 8のここの部分 驚くくらいナンパな言葉が朝から漏れて、周りの人が振り返ったけどもう気になんてせん。 これ正しくは振り返ったけどもう気にならへんではないんでしょうか？ (2020年7月2日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 7のここの部分 鏡の中に寝起きて情けない自分の顔があって、今日もいける…と意気込んだつもりやけど映るのはいつもよりも凹んだ自分の顔。 これ正しくは鏡の中に寝起きで情けない自分のではないんでしょうか？ (2020年7月2日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2020年1月26日 0時
