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正確には、シャツとネクタイの結び目に指が差し込まれているのだから、
通常やったら結び目が緩んでいくはずやのに、
そうなる気配はないままやから僕の首ごと引かれて顔が目の前、
くっついてしまう直前で止められた。
『…わかる？
ネクタイも緩められないってこと』
「それって…」
『わからないけれど、
私たちはなにかのゲームの中の世界にいて、
アバターみたいな感じなのかもしれないって思ってる。
だから、着替えも自分じゃできない』
「…ようわからんけど、カードゲームとはまた別のゲーム？」
『うん。そんな感じ』
わかるようでわからない、
もやもやというか、なんだか気持ち悪い。
「うーん…」
『不思議な感じだよね…』
「ようわからへんなぁ」
頭の中をフル回転させとったから、
視線を正面に投げた時にAちゃんがあまりにも近くてハッとして、
同じことをAちゃんも思ったのか、
僕のネクタイを掴む手が離された。
「あ…えっと…」
至近距離で触れ合ってしまうのなんて簡単だったこと。
それに赤くなった横顔にドキリとした感覚が消えなくて、
目を逸らしたいのに絡んだ視線が解けなくて、
Aちゃんの視線が僕の目よりも口元に落ちるから。
この距離でそんな思わせぶりな動きをされたら…
…一旦離れた僕らの距離は、
また今度はゆっくりと近付くだけで。
その距離がカウントダウンを始めた時に
Aちゃんのまつげが揺れるのも見えるから。
今いるのが空想の、誰かのゲームの中の話やったとしても、
こんな形でもAちゃんに触れられるのなら…。
現実の世界に戻った時にも覚えてたらええなと口づけ…る…寸前。
あと1センチ。
周りが、外が騒がしくなって、
一気にここに引き戻される。
『…隠れなきゃ』
「えっ」
『隆平くんも。急いで』
急いでと言われても、
僕はどうしたらええのかようわからん。
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華絢(プロフ) - ひ み ささん» ありがとうございます♪ ネタ探しで思いついたパターンでしたが、あり得ない解決方法とかかなり強引に終わらせた感が否めませんwww (2019年5月3日 8時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - お疲れ様＆ありがとうございました(*^^*) なかなか変わった趣向で面白かったです♪ (2019年5月3日 6時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» 若かりし頃的な(笑´・艸・) もう、ただ亮ちゃんとでぇとしたいだけの願望がぁぁぁ♪ (2019年4月23日 12時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - 亮ちゃんが純だ！すごい、こっちが恥ずかしくなる(//∇//) (2019年4月23日 9時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» よこよこさんが動かない(ΦωΦ)！！ クリアするのも諦めてますがwww どうしますかねぇ、あの2人は(〃ω〃) (2019年4月3日 19時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年2月28日 11時
