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ふわふわする頭では考えるための思考を作動させるまでに時間がかかるし、
なにも答えへん俺の反応がAにはどう見えたのか。
無言のまま時が過ぎるから、喉が渇いてきて、
置かれたままのペットボトルに手を伸ばしてキュッとキャップを捻る時、
『…忘れてたけど、あの時想いを言えなかったから、
今は後悔したくないなって思うから。
昨日、話とかできて嬉しかったし、
今日、こうしてて…
好きになってとか言わないから、
私のことを少しでもいいから見てくれる？』
告白…ってなんやっけ。
今されたのは告白か？
いや、やけど、好きになってくれとは言わないってどう取ったらええことなん？
…いや、待てよ。
そもそも、俺もAに対して抱いとった思いがあるやろ。
それを思ったら、
「…振り向いて欲しいと思っとったのは、俺も同じやから」
『へ？』
握ったままのペットボトルは一旦脇に置いて。
もう、二日酔いだなんて思えへんくらい頭が冴えてきたんやけど、
言葉を考えるのももどかしくて、
「嫌やったら離れてくれてええから」
さっき撫でていた頭に手を伸ばす。
濡れた髪に指が触れる。
おそらくAから離れることなんてない。
そんな自信がむくむくと湧き上がって、
もう中学生の恋愛なんて言わせへんと心の中で呟いた。
俺やってこれくらい出来るし。
誰に対して宣言したわけでもない。
せやけど、自分自身の背中を押すには簡単で、
Aとの距離を近付けることは容易にできて、
まぶたがゆっくり閉じたことも、
そのまつげが揺れたことも。
軽く閉じられた唇が、俺に触れる寸前に、
ぐにゃりと世界が歪んで見えた。
.
「薬なんて効かへんやん。
え？」
目を開けて視界に入るのはカードとクリアの文字で、
そういやなにがクリアするために必要やったかなと表になっとるカードを探す。
「…薬に卒業アルバム…」
俺がせなあかんことやったのに、
ここには居らんAが出してきたものによって、
もう戻ることもないと思っていた世界に戻って来たことがわかると同時に、
あの世界で想いが重なったAにはもう会えへんのかと肩を落とす。
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華絢(プロフ) - ひ み ささん» ありがとうございます♪ ネタ探しで思いついたパターンでしたが、あり得ない解決方法とかかなり強引に終わらせた感が否めませんwww (2019年5月3日 8時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - お疲れ様＆ありがとうございました(*^^*) なかなか変わった趣向で面白かったです♪ (2019年5月3日 6時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» 若かりし頃的な(笑´・艸・) もう、ただ亮ちゃんとでぇとしたいだけの願望がぁぁぁ♪ (2019年4月23日 12時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - 亮ちゃんが純だ！すごい、こっちが恥ずかしくなる(//∇//) (2019年4月23日 9時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» よこよこさんが動かない(ΦωΦ)！！ クリアするのも諦めてますがwww どうしますかねぇ、あの2人は(〃ω〃) (2019年4月3日 19時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年2月28日 11時
