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それからどれくらいの日が過ぎたのかわからへん。
ただわかるのは、絢華とはすれ違うことが多くなり、CloveRにも行けなくなったこと。
「はぁ」
このため息の意味なんて自分でもわからんのに、
丸「信ちゃん、お疲れですかぁ」
マルが俺の机にコーヒーを置いた。
丸「僕のファンやってことでカフェの子がサービスしてくれてん」
確かにマルの手の中にも同じカップが握られとる。
丸「同じの2つやけど」
んふふっと嬉しそうに笑っては、
丸「僕のちょっとしたハッピーを信ちゃんにもお裾分け。
信ちゃんは、最近あるん？
ちょっとしたハッピー」
言葉に詰まる俺の雰囲気を分かってるのか、質問を投げかけてきてるくせに返答は求めてへん口振りで、まだマルのお喋りが続く。
丸「やっぱり、何事も積み重ねやないですか。
ちっちゃな気持ちを大事にせんと。
横から来た大きな刺激に目が行くのもわかるんやけど、そうすると足元救われるいうんか、ほんまに大事なものとかわからなくなりますよってことやで？」
「…マル」
物凄くええ事言ったと言わんばかりのドヤ顔をするマルが目の前でコーヒーを啜るのが見えるんやけど、それよりも
「最後の方、何言ってるのかようわからんわ」
わからないとか、理解できひんわけやない。
あまりにも直接刺さりすぎるようなことやから、わからんふりをしてもうた。
丸「えぇー！？」
めっちゃカッコつけてたのが一気に緩んで笑えるくらいの狸顔。
「ええから早よ仕事せえ」
マルには仕事をしろなんて言いながら、俺の頭の中は全く別のことを考えとって、
俺にとって積み重ねられるような小さな幸せってなんや？
誰かと触れ合うことが幸せだとなんか？
肌を合わせることが幸せか？
…いや、ちゃうな。
あいつの横で。
Aの横でちびちびしながら、美味そうに食って、旨そうに飲む姿を横目にするのが幸せやったはずやのに、そんなことが出来ひんようにしたのは俺自身。
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華絢(プロフ) - kukuさん» 乙女だから大丈夫よ(〃ω〃) 甘やかされたいのを引きずってるけど、、、まぁ、良いかしら？笑 (2019年9月21日 7時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
kuku(プロフ) - わたしこの場所にいて大丈夫かしら？って思いながら普通の恋愛を楽しむねwwもはや普通がわかんないけどww楽しみにしてるねー！ (2019年9月21日 7時) (レス) id: 77b505d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ブルームーンさん» こちらこそお立ち寄りいただき、ありがとうございます(〃ω〃) ね、どうなりますやら。彼はどう動いてくれるかなと、私も楽しみです(〃ω〃) (2019年6月14日 15時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - わぁー、どうなって行くんだろ…めちゃ、楽しみです！いつもありがとうございますm(_ _)m (2019年6月14日 14時) (レス) id: 9f4337f44a (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - 蒼乃碧さん» そんな気がしてましたかー？？？ねー、本当に、色々と、、、(ΦωΦ) (2019年6月3日 17時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年5月14日 15時
