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「帰りたないなぁ」
そう思うのに、そうした原因を作ったのは紛れもなく俺自身で、それをそのままにしとるのも俺。
いつかこうなることも想像はできてたのに見ようとせんまま過ごしてて、そして、今、ここ。
「なんとかせんとな」
そう思うのに帰る足取りは重いままで、ため息つきながら帰る部屋。
玄関には靴はあるものの、中はシンとしとるから、今日はもうなにもすることはできひんな。
熱めのシャワーを浴びたのは、自分自身が汚れているように思えたからで、そんなことをしても白にはなれへんけどそうせざるを得ない。
ベッドにゴロンと体を横たえると頭の中を支配してくるのはAのことで、同時にヤスも浮かんできては消えてを繰り返す。
何をどうするか。
いや、何からどうするか。
頭の中で色々考えるのに、何一つ行動に移せてへんのは
丸「これ、やらかしてもうた…」
大「飲み会、絶対に行かなあかんって！」
マルが仕事でそこそこなことやらかしてその対応に追われるのに、社内の歓迎会だか送別会だかには行かなあかんと言われ。
平日なんか自分の仕事はほぼ終わらずに、休日返上で働いて。
土日に家に居れば顔を合わせることができるから話もできると思っていた日が過ぎていく。
そして、水曜日が来て、
丸「今日は行くん？」
先週後半は流石に凹んでたマルが聞いてくる。
大「2週連続で行ってるし、やっぱり今日も行くんちゃうの？」
マルに背後から乗っかるようにして話しかけてきて、
丸「ノー残業デーやし、毎週の楽しみになっとる感じやったし」
「…そんなんちゃうわ」
大「顔はにやけっぱなしやったで？」
丸「僕でもわかるくらいに」
「何もない。それに、しばらくは行かん」
大「へ？なんで？待ってるやん？」
こいつらにはバレバレか。
俺の気持ちみたいもんは。
やけどな。
そんな簡単やないんやって。
Aにはヤスが居ることは気付いてへんのか？
せやからこんな風に思えるんかな。
大「信ちゃん…？」
大倉がこう呼ぶってことは、もう定時は過ぎていて、そして
丸「やったら別のとこでもええから一杯」
「今日はパスや」
これ以上こいつらと話してたらペースが乱される。
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華絢(プロフ) - kukuさん» 乙女だから大丈夫よ(〃ω〃) 甘やかされたいのを引きずってるけど、、、まぁ、良いかしら？笑 (2019年9月21日 7時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
kuku(プロフ) - わたしこの場所にいて大丈夫かしら？って思いながら普通の恋愛を楽しむねwwもはや普通がわかんないけどww楽しみにしてるねー！ (2019年9月21日 7時) (レス) id: 77b505d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ブルームーンさん» こちらこそお立ち寄りいただき、ありがとうございます(〃ω〃) ね、どうなりますやら。彼はどう動いてくれるかなと、私も楽しみです(〃ω〃) (2019年6月14日 15時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - わぁー、どうなって行くんだろ…めちゃ、楽しみです！いつもありがとうございますm(_ _)m (2019年6月14日 14時) (レス) id: 9f4337f44a (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - 蒼乃碧さん» そんな気がしてましたかー？？？ねー、本当に、色々と、、、(ΦωΦ) (2019年6月3日 17時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年5月14日 15時
