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『…さん？村上さん？』
突如、ゆさゆさと体を揺すられて、意識が声に引き寄せられる。
「あれ…、俺…」
安「よう寝とったなぁ。
もうすぐ閉店やで？」
『本当、よく寝てましたね。
やっぱりCloveRは癒しの空間』
安「違う商売できそうやね？」
『そうかも！』
錦「それ、へんな噂たちそうやから、ほんまにやめてくれへん？」
安「酒になんかその…」
錦「それ以上は、章ちゃんでも言ったらあかんっ！」
『あはは』
…また、俺は置き去りや。
いつの間にか寝たのは俺やけど、それがなんだか悔しくて、
「カラオケ行くでー！」
と声に出してみたものの、
『…明日仕事だし…』
安「俺ら、店の閉店業務あるし」
『ごめんね』
安「ごめんなぁ」
同時に謝られると、さらに寂しさに襲われて
「別に、本気で行きたかった訳やないしなぁ」
なんてことないというフリをして、声を出す。
『また、別の機会に…』
「かまへんって」
申し訳なさそうにするAにはいつもの…昔と変わらへん俺に見えとるんかな。
「なぁ」
『ん？』
帰ろうとするAを呼び止めたのは、
「また…来るか？」
『え？』
「また俺の相手しろって」
『…そういうのは…』
「また来週も来るから、来い」
返事を聞かずに先に店を出たのは、断られたら今日は地に落ちそうなくらい凹む気がしたから。
らしくない。
そう言われたらそれまでやけど、ここ半年…以上、ずっとらしくなかったんやから、もうしゃーないってことでええやろ？
安「強引やなぁ」
ヤスがそう言ったのはなんとなく聞こえたんやけど、振り返りもせずに外に出る。
足取りが重いのは酔ってるから。
そういうことにして、自分の家に向かうのに、家が近付くにつれてどんどんと足が重くなる。
誰にも言ってへんことやけど、Aが言ったことを踏まえると、マルやったり大倉にはバレてたのかもしれへんな。
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華絢(プロフ) - kukuさん» 乙女だから大丈夫よ(〃ω〃) 甘やかされたいのを引きずってるけど、、、まぁ、良いかしら？笑 (2019年9月21日 7時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
kuku(プロフ) - わたしこの場所にいて大丈夫かしら？って思いながら普通の恋愛を楽しむねwwもはや普通がわかんないけどww楽しみにしてるねー！ (2019年9月21日 7時) (レス) id: 77b505d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ブルームーンさん» こちらこそお立ち寄りいただき、ありがとうございます(〃ω〃) ね、どうなりますやら。彼はどう動いてくれるかなと、私も楽しみです(〃ω〃) (2019年6月14日 15時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - わぁー、どうなって行くんだろ…めちゃ、楽しみです！いつもありがとうございますm(_ _)m (2019年6月14日 14時) (レス) id: 9f4337f44a (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - 蒼乃碧さん» そんな気がしてましたかー？？？ねー、本当に、色々と、、、(ΦωΦ) (2019年6月3日 17時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年5月14日 15時
