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『やっぱり…ヤスさんになんか作ってもらお』
スッと俺の横を通り過ぎて、
『ヤスさーん。
焼酎でなんかこう飲みやすいのつくって欲しいなって思って』
安「なんか適当に持ってくな」
『お願いします♪』
安「可愛く言うなぁ(笑)」
『ふふ』
そんなやりとりを見たくなくて、先に席に戻る。
少し遅れて戻ってきたAの手には、さっき立ち上がった時に手にしていた酒器に並々と酒が注がれとって、これに入ってるってことは
『やっぱり日本酒持ってきちゃった』
といつものAが居った。
『じゃあ、乾杯』
目の高さまで上げて、少し俺を見ては自分のペースで飲み始める。
「たまに勝手やな」
呆れるように言う言葉も聞こえてへんかのように、再度酒器に口を近づけるから、なに言うてももう無駄かと俺もロックグラスに口付けた。
特になにを話すわけでもなく。
Aは相変わらず、たっかい缶詰に箸を伸ばすから、俺は代わりにAの買ってきたものに手を伸ばす。
『…で』
それでも途中でその時間に終わりを告げるのはAやし、そんな時に
安「はい、これ。
焼酎言われたんやけど、今はこれなんちゃうかなと思ってカクテルにしたで？
カカオフィズ」
琥珀色に見える酒。
『カカオ？』
安「せやで。あんな…」
なにかをAの耳元で囁くと、見てわかるくらいAの顔が赤くなる。
『ちょっ…』
パシッとヤスの二の腕あたりを叩いて真っ赤になるのを見ると、俺でもわかるわ。
なんや、そういうことなんか？
今日もこうやってCloveRに来たのは、俺が呼んだとかやなくて、ヤスが居るからなんか？
『もー…なんでそうなるかなぁ？』
というのは聞こえてへんと思ってるん？
『で、なんで今日、私を誘ったの？』
すぐに俺に振り返って聞いてくるんやけど、その理由…
「Aと飲みたいと思ったから。
って言うたら、どうする？」
ヤスと楽しそうに話すところを見てしまい、ポジティブ変換できそうもない俺は、
どうする？
なんて言葉ですべての責任をAに乗せるように質問をし返してた。
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華絢(プロフ) - kukuさん» 乙女だから大丈夫よ(〃ω〃) 甘やかされたいのを引きずってるけど、、、まぁ、良いかしら？笑 (2019年9月21日 7時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
kuku(プロフ) - わたしこの場所にいて大丈夫かしら？って思いながら普通の恋愛を楽しむねwwもはや普通がわかんないけどww楽しみにしてるねー！ (2019年9月21日 7時) (レス) id: 77b505d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ブルームーンさん» こちらこそお立ち寄りいただき、ありがとうございます(〃ω〃) ね、どうなりますやら。彼はどう動いてくれるかなと、私も楽しみです(〃ω〃) (2019年6月14日 15時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - わぁー、どうなって行くんだろ…めちゃ、楽しみです！いつもありがとうございますm(_ _)m (2019年6月14日 14時) (レス) id: 9f4337f44a (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - 蒼乃碧さん» そんな気がしてましたかー？？？ねー、本当に、色々と、、、(ΦωΦ) (2019年6月3日 17時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2019年5月14日 15時
