502-アコースティック-(GS) ページ12
セイラ「やっぱり…カッコいいなぁ」
横にいるセイラちゃんがポツリと呟く。
誰が？
という野暮なことは聞かないでおこう。
セイラ「あっ…、
錦戸先輩からも他の方もみんなカッコいいですっ！」
取り繕うように言う彼女は普通の女の子…というより、恋する女の子の顔。
どこの誰よりも、本当に可愛いと思えるんだから、
恋ってやっぱり偉大だね。
『ふふ。可愛い』
セイラ「えっ！そんなことないです、ほんとに」
全国に顔が知られているのに、
恐縮している様子ですらなんだか愛おしくなってくる。
ステージを見ながらも、
『今度、女子会しようか』
セイラ「いいですね」
なんて会話をして微笑み合う。
ステージから音が響いているから、
至近距離で話していると、
渋「女子同士で…ってのもええなぁ」
なんて言葉がマイクを通さずに聞こえてきたのは、
2曲目の演奏が終わっていたから。
村「知らん人らが聞いたら、
ただの変態やって思われるで？」
『えっ？』
どっちに対して言ったのか分からずに、聞き返す。
村「どっちもや」
セイラ「えー」
『えー…』
村「不満か？」
『…別にもういいけど』
村「いいんかいっ！？」
セイラ「(笑)」
安「あの、そろそろ次の曲の準備出来とるんやけど」
章大の声で気がついてステージを見ると、
信ちゃんだけがキーボードの位置にいて、
亮と章大はアコギに持ち替えていて、
大倉くんはカホンに跨っている。
多分、私たちがやりとりしている間に、
すばるくんとキミくん、マルちゃんははけていたことに慌てながら、
信ちゃんもはけてしまったから、
ステージには楽器と3人だけが残った状態。
安「ということで、なんやろ？
めっちゃ近い距離なんやけど、亮、おめでとう」
「改めて言われると照れるなぁ…。
せやけど、ありがとう」
大「え、この距離でなんやろこの会話(笑)」
安「いや、なんか今言わな、もう言われへん気がして」
大「親戚いうか、この2人兄弟なんやで？
不思議やわぁ」
体を少し後ろに傾けて、亮と章大を眺める大倉くん。
「それは、ええやん。
それにしても、なんで大倉、ここに居るん？」
大「えー、手伝いたいなぁって思ってん」
カホンを打ちながらニコリと笑う。
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華絢(プロフ) - ブルームーンさん» ありがとーーー♪ 突然のハニーメルトでした(〃ω〃) またいつか降りてきますように♪ (2019年5月13日 18時) (
レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - わ！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ハニーメルト、大好き♪♪ (2019年5月13日 17時) (レス) id: 59c9fbe9e5 (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ひ み ささん» お久しぶりでーす(〃ω〃) なんか、なんか、そんな気分で。不定期に浮かんできたらいいなみたいな♪ なので、また、そのうちにでも(〃ω〃) (2019年5月13日 16時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - お久しぶりです(*^^*) また続きが読めるとは思ってませんでした(///∇///) ありがとうございます♪ (2019年5月13日 16時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - 真希さん» ありがとうございます(〃ω〃) 不意に、あ…一旦終わらせようって思ってしまって。作品は残すし、長編じゃなくても短編とかで書きたいなぁと思ってたりするので、その時にはまた遊びに来てください(〃ω〃) (2018年10月17日 10時) (レス) id: 479a0f7ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2018年7月7日 18時
