25-奉仕-(Side信五) ページ25
『私には信五さんが必要なんです』
ようやっと言うたわ。
なかなか焦らしてくれるやんか。
村「…ほう…。
旦那いるんやろ？ええやろ、それで」
下唇噛みしめて、俯いて。
『…できないんです…』
村「ん？」
『旦那だと…満足できないんです…』
村「…淫乱やなぁ…」
ふっと笑みが漏れる。
せやろ？
そう思うで？
やって、俺の好きなように開発したんやで？
ま、Aはそんなことを知る由もないやろうけど、
この1年ちょっと辛かったやろうなぁ。
『…だから…その…』
村「だから？」
『…滅茶苦茶にしてください…』
やっと帰って来た俺のA。
思ったよりも案外早かったな。
もうちょいかかると踏んどったのに、
そんなにあの坊ちゃんやとあかんかったんか？
そう思いつつ、俺から手を出したいところやけど、
ゴロンと仰向けにベッドに寝転がる。
村「好きにしてええで？
Aのしたいように俺を使ったらええんちゃう？」
ベッドが大きく揺れたのは、
Aが乗っかって来たから。
キスするように近付いてきたその唇は避けるようにして、
村「旦那おるのに、一番最初にそれはないやろ？
ここやないとこに使うんやで？」
とキスだけはせぇへんと最初に命じておいた。
少し悲しそうな顔をしたんやけど、それでええねん。
その方がAの本性に火がついて、
燃えるはずやから。
俺を好きにしてええとは言ったけど、
どんだけ飢えとったんや？
すぐにベルトに手がかかるから、
腰を少し上げてその辺りは手伝うんやけど、
それ以外は何もせず
仰向けになったまま両手を組んで枕にする。
少し高くなった視線でAを見下ろして、
村「そんなに俺が欲しかったん？」
必死に奉仕してくるAを見ているだけで
興奮してくるんやから俺も大概やな。
26-浸食-(Side信五)→←24-どうして欲しい？-(Side A)
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華絢(プロフ) - ひみささん» まったく違いすぎて、引かれないか不安ですΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ (2018年2月19日 19時) (
レス) id: 1867a62e47 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 新作公開、ありがとうございます(*^^*) 今までと違うテイストのようで、続きが楽しみです♪ (2018年2月19日 19時) (レス) id: 76e38abfc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2018年2月19日 18時
